「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。
※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。
10月6日から、ザ・コンランショップ全店で「CASE STUDY」が開催されている。入れる、包む、覆う……、さまざまな解釈で世界中の「ケース」が集った販売イベントだが、もちろんそこはコンラン、独自の視点が加えられている。
販売するのは3ジャンル。ロン・アラッドやマイケル・ヤングによる限定プロダクト、今回の企画のためのオリジナルプロダクト、そして従来の製品からテーマに沿って選ばれた商品だ。
ケースという単語には「事例」という意味がある。単にケースを集めているのではなく、ケースの意味を改めて考える事例研究(ケーススタディ)とのダブルミーニングになっている。
その「事例研究」に挑んだのが世界のデザイナーたちだ。端的に表現されているのが、アート作品にも近いエディションアイテムだろう。
マイケル・ヤングは、以前も発表したバードハウスを日本の新聞を折って新たに製作した。バードハウス「Emergency birdhouse」は、クラフト的な面白さを持ち、シェルター的な安心感を感じる。
思わず目を凝らして見入ってしまったのが、ジョナサン・バーンブルックの木箱。テーマは「パンドラの箱」。悪が放たれた後、残った希望を軸に、パンドラの箱をイメージしたグラフィックを木箱にレーザーカットで表現。箱を開けるとHOPEというアルファベットの金属プレートが入っている。手のひらに乗るような木箱に施された、精緻なデザインが秀逸。
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