E バグスターのボディは通常のザ・ビートル比で30ミリワイド化されるとともに、ルーフ部には90ミリ低められたチョップドスタイルのハードトップ(脱着式)が与えられている。この低められたルーフに合わせ、フロントウィンドウはよりシャープな傾斜角が与えられており、スポーティなサイドビューを演出。
またフロントバンパーには、フォルクスワーゲンのEVスタディモデルのアイコンにもなっている“C”形状のLEDデイタイムランニングライトが備わる。こうしたディテールチェンジにより、グラマラスさが際立つダイナミックな外観に仕立て上げられている。
このE バグスターは現時点では1つのコンセプトモデルにすぎず、市販の目処は立っていない。だが出力や航続距離の点において十分なユーティリティを持つと同時に、家庭電源や充電ステーションにおける超急速直流充電など既存の各充電方式に対応するなど、そのシステムは家庭用EVを見据えた非常に現実的な仕様となっている。
フォルクスワーゲンでは電気ドライブユニットを「ブルーeモーション」と名付け、開発とテストを着々と進めている。すでに各国でブルーeモーション プロトモデルの一般道テストなども行われているが、2013年中には電気自動車の市販モデルとして「ゴルフ ブルーeモーション」の生産が開始される予定だ。
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