「通勤にオススメ」とうたう電動アシスト自転車、モビエイトってどうよ?ジテツウは楽しい!(2/4 ページ)

» 2012年05月07日 10時00分 公開
[郷好文,Business Media 誠]

ジテツウはもはや苦行ではない

 車体デザインは都会のビルにも自然にも似合う。サイズは27インチのシティサイクルと同じくらい。身長170〜180センチくらいの男性まで幅広く対応する。

ジテツウ

 アルミフレームは見るからに頑丈で「駐輪場で倒されても大丈夫」という狙いもある。モーターとバッテリーを支える骨太さに安心感がある分、サドルを持ち上げると車重23.5キロはズシンとくる。

ジテツウ

 外観でひとつ気になるのがカゴ。スーツケースも入るサイズというのがウリだが、これだけ大きくて頑丈だと、何も入れてなくても停車時にハンドルが傾く。また、視覚的な面からも「狭いところを走ろう」という気がなえる。良くも悪くもこのカゴから、この自転車のジテツウコンセプトが伝わってくる。

ジテツウ

 サドルにはクッションが入り、ロードバイクのようにお尻のパッドは不要。スーツのズボンも擦り切れにくいはずだ。乗車姿勢はシティサイクルそのもので、今日からジテツウを始めてもすぐに慣れる。

ジテツウ 盟友、林田浩一さんの姿勢はいい

 ボタンで変更する走行モードは3つ。パワーモードは“上り坂が多い場所”、ロングモードは長距離走行、オートマチックはおまかせ。筆者はほぼオートマで走った。消費電力が少ないときは「エコですよ!」と緑ランプが点灯する。これだけ覚えればOK。さて走り出そう。

ジテツウ ボタンで選べる走行モード
モビエイトの主要スペック
項目 詳細
サイズ 1845×580ミリ(全長×全幅)
重量 23.5キロ
フレーム ダイヤモンド型
カラーバリエーション キャンディメタリックブラック、シャトルシルバー
タイヤサイズ 700×32C
変速機 内装8段
バッテリー種類 リチウムイオンバッテリー
バッテリー容量 25.2ボルト 8アンペア
走行距離 パワーモード:約40キロ
オートマチックモード:約44キロ
ロングモード:約54キロ
充電時間 4.5時間
価格 14万5000円

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