電動アシスト自転車でジテツウ(自転車通勤)ってアリだろうか?
ジテツウといえば、ロードバイクやマウンテンバイクでバッグを背負って颯爽にというイメージがある。一方で、筆者のイメージにある電動アシスト自転車といえば、ママが子どもを乗せているか、X社のサービススタッフが複写機のトナーを積んで都内を巡るイメージである。
今回、パナソニック サイクルテックが2012年3月に発売した電動アシスト自転車「モビエイト」に試乗した。「スーツを着てラクでカッコいいジテツウを」というコンセプトだ。
およそ30キロを走っても足腰には余裕があった。まさに疲れ知らず。誇張なし、誇大宣伝もなし。ジテツウがこんなに楽ちんでいいのだろうか。
モビエイトのインプレッションの前に、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、そして電動アシスト自転車の特徴を、「スピード」「乗り心地」「乗車時の気分」という切り口で整理しておこう。
項目 | スピード | 乗り心地 | 乗車時の気分 |
---|---|---|---|
ロードバイク | 速い | 小回りや段差に弱い | ぼくは自由だ! |
クロスバイク | そこそこ速い | ロードバイクとマウンテンバイクの良いとこどり | 街を颯爽と |
マウンテンバイク | スピードを追わない | サスペンションで段差ショックを吸収 | 野も街もわがフィールド |
電動アシスト自転車 | リミッターがかかるまでは速い | 頑丈 | こんなにラクでいいのか? |
ロードバイクはスピードと路上での自由さがある。マウンテンバイクは悪路も舗装路もOKなオールラウンダー。ロードバイクの速さとマウンテンバイクの足腰の強さを合わせもつクロスバイクは、乗車姿勢がラク。そして電動アシスト自転車。出足が速く、装備の重量に耐えるため頑丈で、またがれば「こんなにラクでいいのか」。
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