ソニーグループの家庭用ゲーム機「プレイステーション」(PS)のオンラインサービスで、利用者本人の許可なく、家族アカウントが追加されたというSNSの投稿が相次いでいる。パスワードや二段階認証を回避しており、個人情報やクレジットカード情報などを狙った不正アクセスの可能性がある。ソニーは産経新聞の取材に「調査中」としている。
被害の発生は10月初旬からとされており、PSのオンラインサービスのアカウントに、複数の家族アカウントが勝手に登録されるという。家族アカウントを悪用して管理権限を奪えば、利用者が登録している個人情報などを盗み見ることができ、利用者本人も不審な家族アカウントを削除できなくなる。
Xでは「ファミリー管理に知らん子どもがたくさんいる」などとの投稿が相次いでいる。利用者らは「(不審な子どもアカウントが作られていないか)自分のアカウントをこまめに確認するしかない」と注意を呼び掛けている。
ソニーは、2022年から2023年にかけて、グループ内のサービスごとに異なっていたアカウントを共通化。ゲームのほか、ネット通販や電子書籍、カメラの画像データの保存、オーディオ機器の管理などのサービスで使われている。ゲーム以外のサービスでは家族アカウントの設定機能はないが、影響の有無は明らかになっていない。
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