冷たいビールをより冷たく、温かいカツ丼を冷やす――暑い夏はこれで週末散歩(1/2 ページ)

» 2012年07月20日 16時20分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
フローズン〈生〉効果なのか、今年の夏は缶「一番搾り」の売り上げが好調だという

 今年の夏は「フローズン」がキーワード? そう感じさせるほど、各社から新商品が相次いでいる。ドトールコーヒーからはフローズンドリンク「ヨーグルン グァバ&ザクロ」、ハウス食品からは「フローズンフルーチェ」が発売され、話題を呼んでいる。

 なかでも注目されているのが、キリンビールの「一番搾り フローズン〈生〉」。内外切抜通信社の調査によると、Twitterでフローズン関連商品の露出度が最も多かったのは「フローズン〈生〉」だ。これはマイナス5度のフローズン状の泡を、一番搾り生ビールの上に乗せたもの。シャリシャリした食感が楽しめるほか、泡がフタの役目をするので冷たさを30分ほど楽しめるという。見た目の斬新さもあって、「一度は飲んでみたい」と思う人が多いのかもしれない。

 記者も「これまでにない泡を楽しもう」と思って、フローズン〈生〉を手にするものの、意外に悩まされるのがこの泡。一気に飲もうとすると、泡が口の周りにたくさんつくし、泡が邪魔をしてビールが勢いよく口の中に入ってこないのだ。キリンビールの広報担当者に聞いたところ、「実はこの泡の楽しみ方は、人によって違うんですよ。一気に飲まず、まず泡を食べ始める人もいます」とか。

 ちなみに開発担当者がオススメする飲み方は、まず泡の一部分を空けるようにして飲むこと。そうすれば“飲みごろの冷たさ”を、長く楽しめることができるという。

 フローズン生を楽しめるお店は、現在300店以上ある。会社の帰りに、自宅の近くで飲みたいという人は、キリンビールのWebサイトから検索しよう(参照リンク)


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