セイコーウオッチは、「グランドセイコー」ブランドから耐磁性能を高めた腕時計4モデル(クオーツ2モデル、機械式2モデル)を発売する。価格はクオーツモデルが31万5000円(10月12日発売)、メカニカルモデルが52万5000円(11月9日発売)。
本モデルではムーブメントを純鉄製の耐磁板で覆うことで、耐磁性能をクオーツモデルで通常の約8倍、メカニカルモデルで約16倍まで高めている。日本工業規格(JIS)の耐磁水準1種に該当する直流磁界4800A/m(アンペア毎メートル)をクリアした。
クオーツモデルではアナログクオーツ式腕時計として世界最高水準となる直流磁界4万A/m、メカニカルモデルでは現在流通する腕時計として世界最高水準となる直流磁界8万A/mの耐磁性能を有する。
特にメカニカルモデルでは純鉄製のダイヤル自体が耐磁板の役割を果たし、裏ぶたもクオーツモデルの2倍以上の厚みを持つ耐磁板を備えることで、磁気を発生する製品を1センチまで近づけても、おおむね性能を維持するという。
ケースのデザインモチーフは、1966年の傑作「62GS」。ダイヤル上のGSロゴと「MAGNETIC RESISTANT」という文字を赤で書き、アクセントとした。文字盤色はクオーツモデルでは黒(限定500個)とライトグレーを、メカニカルモデルでは白と黒を用意する。
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