紫外線対策していますか? 男女によって大きな違い

» 2012年10月22日 13時00分 公開
[Business Media 誠]

 長時間さらされると、皮膚や目、免疫系へ悪影響があるとされる紫外線。天気予報で紫外線情報が伝えられているが、どのくらいの人が対策をとっているのだろうか。

 サングラスブランド「Ray-Ban(レイバン)」を輸入販売しているミラリジャパンの調査によると、「身体が紫外線を浴びないように対策をすることは必要だと思いますか?」と尋ねたところ、「必要だと思う(ある程度必要だと思う含む)」が87.0%と、「必要だと思わない」の13.0%を大きく上回った。男女別に見ると、女性(94.0%)の方が男性(80.0%)より高い。

 しかし、「自身の身体に対する紫外線対策を行っていますか?」と聞くと、「している(1年中している+季節や状況に応じてしている)」は61.8%と、対策の必要性は認識しているものの、実際に行動に移していない人もいることが分かる。

 男女別に見ると、女性では85.0%だったのに対し、男性では38.7%。特に男性で実際に行動に移している人が少ないと言えそうだ。

自身の身体に対する紫外線対策を行っていますか? (出典:ミラリジャパン)

 紫外線対策をしている人の対策部分で、最も多かったのは「顔(肌)」の87.1%。以下、「腕」が56.6%、「首」が47.4%、「手」が46.1%、「目」が34.5%で続いた。やはり、露出する部分を気にかけている人が多いようだ。

紫外線対策をしている人の対策部分(出典:ミラリジャパン)

反射日光がまぶしかった経験は

 紫外線に触れるのは必ずしも直射日光からだけとは限らない。「反射日光がまぶしいと感じた経験はありますか?」と聞くと、「ある」が80.2%と「ない」の9.5%を大きく上回った。

 具体的にまぶしいと感じたシーンを聞くと、「スキー場で雪に反射する日光がまぶしくて裸眼では目を開けているのが辛い」(群馬県・26歳男性)、「街中歩いているときにビルに日光の光が当たってまぶしいと思ったことがある」(兵庫県・27歳女性)、「運転中に前方からくる車のフロントガラスに反射する光がまぶしくて、目をそらせたことがある」(広島県・54歳女性)といった声があった。

 インターネットによる調査で、対象は20〜50代の男女600人(男性300人、女性300人)。調査期間は10月4日から9日。

反射日光がまぶしいと感じた経験はありますか? (出典:ミラリジャパン)

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