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第26鉄 バレンタインデーには江ノ島へイルミネーションを見に行こう――湘南モノレール&江ノ島電鉄杉山淳一の +R Style(4/4 ページ)

鎌倉と藤沢を結ぶ、“江ノ電”こと江ノ島電鉄。真昼の太陽と輝く海が似合う江ノ電だが、冬のこの時期はイルミネーションに飾られ、夜のデートスポットにぴったりな場所になる。

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 終点の鎌倉駅は長谷とは逆で、ホームには一切装飾がない。気づかずに乗り換え連絡口からJRへ向かってしまいそうになる。いやちょっと待て、と思い出し外へ出てみると、鎌倉駅の駅舎がイルミネーションで飾られていた。テーマは「光の駅舎」。駅の外観を5000個の光のラインでふちどり、2階の窓をステンドグラスにした。ひっそりと落ち着いた駅前ロータリーによく似合う、抑え目で好ましい装飾だった。


鎌倉駅はステンドグラス風装飾も。テーマは「光の駅舎」

江ノ電のレトロ電車

寒くて体が冷えたので、温かいもので腹ごしらえ。鎌倉駅の駅蕎麦はアジの押し寿司で有名な大船軒が経営している。大きな唐揚げがうまい

 最後にもう1つイルミネーション情報を。クリスマスシーズン(2009年12月12日から27日まで)、江ノ島展望灯台もライトアップが実施されていた。1月30日現在は通常通りだが、バレンタインデー付近の2010年2月6日から14日まで、再びライトアップが実施される。冬の江ノ島大橋は冷たい風が吹き込むけれど、デートなら寒くないかも?


江ノ島展望灯台のイルミネーション。写真はクリスマスバージョンで、バレンタインシーズンにはピンク色にライトアップされる予定

今回の電車賃

鎌倉・江ノ島フリーきっぷ(JR東日本):東京山手線内から1970円


著者プロフィール:杉山淳一


著者近影(2006年5月に閉館した、東京・万世橋の交通博物館にて)

 肉食系鉄道ライター(魚介類が苦手)にして、前世からの鉄道好き。生まれて間もなく、近所を走っていた東急池上線の後をついていったという逸話あり。曰く「いつもそばを走ってたから、あれが親だと思った」

 コンピューター系出版社でゲーム雑誌の広告営業を経験した後、フリーライターとなる。オンライン対戦ゲーム、フリーウェア、PCテクニカルライティングなどデジタル系の記事を専門とし、日本初のEスポーツライターとしてオンライン対戦ゲーム競技を啓蒙する。

 趣味は日本全国の鉄道路線探訪で、現在の路線踏破率は約8割。著書は『もっと知ればさらに面白い鉄道雑学256(リイド社)』『知れば知るほどおもしろい鉄道雑学157(リイド社)』『A列車で行こう8 公式ガイドブック(エンターブレイン)』など。


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