iPhoneで電気スクーターを楽しむ時代が来る
独BMWがパリモーターショーで発表した、電気スクーター「MINI Scooter E Concept(MINIスクーター イーコンセプト)」。遊び心満載のコンセプトモデルに近未来を見る。
独BMWがパリモーターショーで発表した、電気スクーター「MINI Scooter E Concept(MINIスクーター イーコンセプト)」。遊び心満載のコンセプトモデルに近未来を見る。
MINI Scooter E Conceptは、後輪に内蔵された電気モーターで駆動する。コンパクトサイズにもかかわらず大人2人が乗車できるもののほかに、スポーツ性やピュアな走りを重視した1人乗り仕様も展開する。
同社では、この試作モデルで「電気駆動コンセプト、個性的なデザイン、そして考え抜かれた機能性をMINIらしいスタイルで融合させるという革新的な試みにも挑戦」したという。
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例えば、運転席にはMINIと同様の丸型センターメーターにはiPhone用スナップインアダプターを装備する。iPhoneがキー代わりになり、「ライダーがそこにiPhoneをはめ込むと、すぐにイグニッションがオンになり、スクーターを走行させることができるようになる」という。
ライダーは、必要に応じてiPhoneをナビゲーションシステムにしたり、ミュージックプレーヤーにしたり、もちろん電話として利用したりできる。Bluetoothインタフェースを介して、iPhoneとマイク/ヘッドフォン付きヘルメットを無線接続すれば、これらの機能は走行中でも楽しめるのだ。
リチウムイオンバッテリーへの充電は、MINIの丸いフューエルリッドに似たカバーの下に収納される電源プラグで行う。照明付きのカバーを開けて、最長で5メートルの充電ケーブルを引き出し、家庭用コンセントで充電する。
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