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マツダ ロードスター、生産累計世界一のギネス記録更新へ――21年10カ月で90万台
マツダ ロードスターの生産累計が90万台を達成した。「2人乗り小型オープンスポーツカー」の生産累計世界一として、自らの持つギネス記録の更新を申請する。
2月4日、「マツダ ロードスター(海外名:MX-5)」の生産累計が90万台に達した。「2人乗り小型オープンスポーツカー」の生産累計世界一として、自らの持つギネス記録の更新を申請する。
1989年2月に初代が発表されて以来、90万台は21年10カ月での達成となる。最初に世界一としてギネスに認定されたのは2000年5月の「53万1890台」だった。その後、70万台、80万台と生産累計を伸ばしていくごとに記録を更新し続けていた。
開発担当の取締役専務執行役員の金井誠太氏はコメントする。「『SKYACTIV』を構成する技術の要素、例えば徹底した車両の軽量化は、『ロードスター』の開発を通してマツダが長年に渡って研究してきたことと密接に関係しています。そして、『SKYACTIV』の根本の考え方である『乗って楽しいクルマづくり』とは、まさに『ロードスター』によって象徴されていると言えます」
次の目標は100万台達成。今年で創業91年を迎えたマツダの100周年と、どちらが先に大台に乗るのだろうか。
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