上海で初公開、「SUBARU XV CONCEPT」
富士重工業は4月19日、上海モーターショー2011で「SUBARU XV CONCEPT」を初めて公開した。新世代クロスオーバーのデザインコンセプトカーだ。
富士重工業は4月19日、上海モーターショー2011で「SUBARU XV CONCEPT」を初めて公開した。新世代クロスオーバーのデザインコンセプトカーだ。
コンセプトはProtren――これは、英語の「Professional Tool」と「Trendy Design」からなる造語だという。「スバルのもつ硬質感、躍動感、そして自由な雰囲気をかもし出す」エクステリアと、「上質でありながらカジュアルなスタイルの両立」を目指したインテリアを持つ。
顔つきは、スプレッドウイングを配置したヘキサゴングリルにホークアイヘッドランプを採用したスバルらしいデザイン。リア側でもテールランプやライセンスプレート周りで六角形をモチーフにする。
アルミホイールは、スポーク部がシルバー、周縁部がブラック、ホイール中心部がクリアブルーになっており、立体感やスタイリッシュさを強調する。ボディカラーは、内側から発光するような輝きの「Electoro Yellowgreen(エレクトロイエローグリーン)」を採用した。
シートはシルバーホワイトのレザーにメッシュ素材を組み合わせ、イエローグリーンのパイピングを施した。センターパネルにはナビゲーションやオーディオ、車両情報などを集約表示するタッチパネル式の大型マルチファンクションディスプレイを配置する。運転支援システム「EyeSight」も搭載。ステレオカメラがとらえる映像は、2眼コンビネーションメーターの中央部に配置する液晶モニターで確認できる。
エンジンとトランスミッションは、2リットル水平対向4気筒DOHCエンジンにリニアトロニック(CVT)の組み合わせ。ボディサイズは4450×1800×1620ミリ(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2635ミリとなる。
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