デスクワーカーのお尻を冷やす「エアロシート」
東京西川は小型ファンを備えたざぶとん「エアロシート」を発売する。小型ファンでざぶとんの中に空気を流すことで、夏場でもひんやり快適に過ごせる。
クールビスの導入によって、エアコンの設定温度を高めにする会社も多くなってきた。長時間のデスクワークを行うビジネスパーソンの中には、椅子との接触面(ふとももの裏や尻)に、じっとりと嫌な汗をかく人もいるのではないだろうか。
東京西川が発売する小型ファンを備えたざぶとん「エアロシート」(オープンプライス、店頭想定価格は4980円前後)が役立つかもしれない。エアロシートは、小型ファンで取り込んだ空気が、厚さ約1センチのスペーサーの間を通り抜けることで、涼しく快適に過ごせるというもの。
小型ファンが取り込む空気の流量は、弱と強の2段階で調整できる。動力には単三形乾電池4本を使い、連続使用時間は弱が約33時間、強が約20時間となる。サイズは約41×61センチ、カラーバリエーションとしてブルー、グリーン、ピンクの3色を用意する。
実はこのエアロシート、もともと小型ファンで取り込んだ空気で作業服内を涼しくする「空調服」を生み出した、空調服(企業名)が「空調ざぶとん」として商品化しているもの。東京西川では、同社から特許の使用許諾を得て改良を加えた。
改良ポイントは、モーターの大型化によるパワーアップ、滑り止め加工の追加、電池パック位置の変更など。空調ざぶとんは椅子にひもで止めるタイプだったが、エアロシートでは滑り止め加工をすることで横向きに敷くことが可能になった。これにより、従来製品では足の間にあった小型ファンを体の横側に置けるようになり、スカートを履く女性でも使いやすくなったという。
実際に記者がエアロシートを体験したところ、電源オンから数十秒程度で座面がひんやりとし始めた。ただし、静かなオフィスなどでは風量を強にするとモーター音が気になるかもしれない。オフィス以外では夏場のクルマの運転などで役に立ちそうだ。
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