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日産の2人乗り超小型EVが防犯青パト隊に採用
日産自動車は「Nissan New Mobility Concept」を神奈川防犯シーガル隊青パト隊に提供する。警察本部認定の地域パトロールに採用されるのは日本初だ。
日産自動車は7月31日、2人乗り超小型電動車両「Nissan New Mobility Concept」を神奈川防犯シーガル隊青パト隊に提供すると発表した。警察本部認定の地域パトロールに採用されるのは日本初だ。
Nissan New Mobility Conceptは、高齢者や単身者世帯の増加を念頭に乗用車の近距離移動・少人数乗車の使用実態に即した新しい移動手段を模索するために開発したコンセプトモデル。2011年度から公道での走行実証実験を行っていた。
動力にリチウムイオン電池を搭載し、最高速度は時速80キロに達する。ボディサイズは234×119×145センチ(全長×全幅×全高)と小さく、車両感覚のつかみやすさや見通しのよさが特徴だ。
神奈川防犯シーガル隊青パト隊は、神奈川県警察本部が認定する防犯ボランティア組織で、週2〜3回程度の青色防犯パトロール活動を行っている。同隊では、Nissan New Mobility Conceptが道路幅が狭く見通しが悪い住宅地やスクールゾーンで活躍するものと期待している。
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