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あさひ、両輪駆動のハイブリッド電動アシスト自転車「エナシス」
自社ブランドのハイブリッド電動アシスト自転車「enersys(エナシス)」シリーズを展開。前輪軸にアシスト用モーターを搭載する。
「サイクルベースあさひ」を運営するあさひが、自社ブランドのハイブリッド電動アシスト自転車「enersys(エナシス)」シリーズを展開する。第1弾モデルとして「enersys Airpur(エナシス エルピュール)」を8月11日に発売する。価格は7万9800円。
ハイブリッド電動アシスト自転車とは、前輪がモーター駆動、後輪が人力駆動という両輪駆動型の電動アシスト自転車であることを示している。前輪軸に搭載するモーターは、精密小型モーターで高い実績を持つ日本電産コパルとの共同開発だ。左手側のブレーキにはレバーを握るとモーターの作動が停止する安全装置を組み込んだ。
バッテリーは、NECエナジーデバイス製のラミネート型リチウムイオン電池を採用した。電気自動車用のバッテリーと同じ積層構造のバッテリーで、高出力でありながら発熱量が少ないという。電池容量は7アンペア時で1充電当たりの走行距離は標準モードで30キロ、強モードで20キロ。フル充電までの時間は約5〜6時間。
エナシスシリーズは、サイクルベースあさひでの販売実績から得られたユーザーの声を反映し、初心者でもすぐに扱えるシンプルさと基本性能、耐久性を徹底的に追求したという。0.5ワットのLEDライトや耐パンク・ハイプロテクションタイヤなどを採用する。変速機構は、メンテナンスフリーで快適な走行を実現するシマノ製内装3段変速を標準装備する。
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