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新型「オーリス」は欧州の競合車種を徹底ベンチマーク(2/2 ページ)
新型「オーリス」は、主戦場となる欧州市場で「ゴルフ」をはじめとするCセグメントハッチバックの競合車種に対抗するため、走行性能を大幅に向上している。
欧州市場ではハイブリッドとディーゼルも
なお、欧州仕様の新型オーリスは、2012年9月末からパリで開催される「パリモーターショー」で正式発表される。排気量1.5リッターと1.8リッターのガソリンエンジンモデルだけの日本仕様とは異なり、同1.8リッターのガソリンエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたハイブリッドモデルと、同1.4リッターと同2.0リッターのディーゼルエンジンモデル、同1.33リッターと同1.6リッターのガソリンエンジンモデルをラインアップしている。
トヨタ自動車は、ハイブリッド、ディーゼル、ガソリンの販売比率はそれぞれ3分の1と想定。既存の欧州市場向けオーリスにもハイブリッドモデルがあるものの、販売比率は3分の1に達していない。同社は、新型オーリスの投入でハイブリッドモデルの販売比率をさらに高めていく構えだ。
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