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機内預け荷物のバゲージトラブル、1000人当たり8.99個
旅行クチコミサイト「TripAdvisor」が、「バゲージ・トラブル 傾向と対策」を発表。トラブルに巻き込まれるリスクを軽減するための10のヒントとは?
旅行クチコミサイト「TripAdvisor」は、トリップグラフィックス「バゲージ・トラブル 傾向と対策」を発表した。航空会社や旅行代理店などの業界団体SITAによるバゲージトラブルの傾向と、その対処法をまとめた。
バゲージトラブルとは、飛行機の搭乗に際して預けた荷物が何らかの理由によって受け取れなくなること。その多くは、乗り継ぎでの取り扱いミスなどによる「荷物の遅延」(85.6%)だという。
SITAの調査によれば、2011年の航空機搭乗人数は28億7000万人で、何らかのトラブルが発生した荷物は2580万個。単純計算で1000人に8.99個の割合でトラブルが発生していることになる。
トリップグラフィクスでは、トラブル回避のヒントを10個紹介している。例えば、以前預けた際に貼付されたシールやバゲージクレームタグをそのままにしていると機械処理で混乱をきたす恐れがあるので、はがしておきたい。
チェックインや手荷物預けの締め切り時刻ギリギリの手続きも、荷物が積み込まれないというリスクが高まる。また、トランジット(乗り継ぎ時間)が短すぎるような旅行プランも荷物が最終目的地まで届かない可能性が高くなる。ゆとりを持った旅行を心掛けたいものだ。
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