海外でやってはいけないハンドサイン、知ってますか?――トリップアドバイザー:絶対に着てはいけないTシャツも作っちゃった
文化が違えばハンドサインの解釈も異なる。日本では当たり前のサインが、海外ではやってはいけないサインに成り得るのだ。
旅行クチコミサイト「TripAdvisor」が、旅に関する統計やお役立ち情報をイラストを使ってまとめる「トリップグラフィックス」。33回目のテーマは「外国でやってはいけないハンドサイン」だ。日本でも、「中指を立てる」のは“イケナイ行為”として認識され始めているが、文化が違えばハンドサインの解釈も異なる。日本では当たり前のサインが、やってはいけないサインに成り得るのだ。
例えば、親指と人さし指でわっかをつくり、残りの3本の指を立てる「OK」サイン。このサインがフランスでは、数字のゼロの意味から転じて「役に立たない」という揶揄(やゆ)や侮辱の仕草となる。また、人さし指と中指を立てて指の腹のほうを相手に見せる「Vサイン」(あるいは数字の2)。これがギリシャへ行くと、かつて犯罪者に2本指でものを投げつけたことに由来する侮辱の仕草に。そして、このVサインを反対向きにして手の甲を相手に向けると英国やオーストラリアなどでは性的な意味で相手を侮辱する仕草となる。
なお、トリップアドバイザーでは、これまでのトリップグラフィックスへのたくさんの反響に感謝して、これらハンドサインを胸元に大きくプリントした「絶対に旅先で着てはいけないTシャツ」を、キャンペーン期間中にメールマガジンに登録した100人に抽選でプレゼントする。「あくまでも日本人旅行者が、これらのハンドサインによって無用なトラブルに巻き込まれないよう注意喚起するためのTシャツなので、くれぐれも海外旅行に着ていくことのないようにお願いします」(同社広報)という、役に立ちそうで実は実用的じゃないTシャツの応募期間は6月30日まで。男性向けのMサイズと女性向けのSサイズを用意した。
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