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アバルト、世界で199台限定の「プント スコルピオーネ」

アバルトの創業者がさそり座生まれなのにちなみ、2012年のさそり座期間開始ととも「プント」に特別仕様車と限定車が登場した。

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 フィアット クライスラー ジャパンは、アバルトブランドのコンパクトスポーツ「プント」(旧プント エヴォ)の特別仕様車「Punto SuperSport(プント スーパースポーツ)」と、限定車「Punto Scorpione(プント スコルピオーネ)」を発売した。

Punto SuperSportPunto Scorpione (左)Punto SuperSport(右)Punto Scorpione(出典:フィアット クライスラー ジャパン、クリックで拡大)

 今回、名称から「エヴォ」が抜けたプントは、1.4リッター直列4気筒マルチエアターボエンジンに6速MT、左ハンドルを組み合わせるコンパクトスポーツとして2010年に導入したモデル。最高出力は120キロワット(163馬力)/5500rpm、最大トルクは230ニュートンメートル/2250rpm(SPORTスイッチ使用時は250ニュートンメートル/2500rpm)を発揮する。また、パフォーマンスを向上するパーツキット「アバルト プント エッセエッセ KONIキット」や「アバルト プント KONIキット」を装着して、アップグレードが可能だ。

 プント スーパースポーツは、プントをベースに特別なカラーリングとパワーアップを施したもの。アバルトを象徴するボディカラーのグリージョ カンポヴォーロ(グレー)をまとう。また、アバルト124ラリーをイメージしてボンネットとルーフパネルはマットブラックに塗られスペシャルストライプを入れた。

 エンジンは、エッセエッセKONIキットの装着車と同じく、ベースモデルに比べて17馬力強化した最高出力132キロワット(180馬力)/5750rpmまでアップグレードしている。価格は309万円。

 一方、世界で199台限定のプント スコルピオーネは、日本に40台のみ導入する。ボディカラーはネロ スコルピオーネ(ブラック)をベースに、スーパースポーツと同様の特別ペイントを施した。足元には黒く塗られた18インチアロイホイールを採用する。

 こちらもエッセエッセKONIキットを装着しており、エンジン出力をアップグレード。前席シートにはSabeltシートを装着し、スポーツドライビング時のホールド性を向上している。価格は374万円。

 アバルトでは、創始者カルロ・アバルトの誕生日である11月15日がさそり座に当たることから、毎年、さそり座の期間に特別な仕掛けを実施している。

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