アルファ ロメオ 4C、新たな2シータースーパーカーがジュネーブでデビュー:ジュネーブモーターショー2013
1750ccの4気筒ターボエンジンを搭載し、マセラティ工場での生産する。2013年末に販売開始。日本市場にも導入を予定している。
伊フィアットは、3月5日に開幕するジュネーブモーターショー2013で、アルファ ロメオブランドの2シーターコンパクトスーパーカー「アルファ ロメオ 4C」を世界初公開する。後輪駆動のアルファ ロメオ 4Cは2013年末に発売、日本市場への導入も予定する。
2011年のジュネーブモーターショーでコンセプトモデルを発表したアルファ ロメオ 4Cの量産モデルは、モデナにあるマセラティ工場での生産する。1930年代、1940年代の名車「8C」や「6C」が持つアルファ ロメオブランドのスーパーカーの歴史からインスピレーションを得た。
スタイリングについて同社では、ディメンションやスタイリングにおいて「33 ストラダーレ」と類似点があるという。ボディサイズは全長が4000ミリ以下、全幅が2000ミリ以下、全高が1180ミリ以下、ホイールベースが2400ミリ以下と発表された。
2人乗りのバケットシートを装備し、インテリアのデザイン要素や基本素材は内装を際立たせず、すべて走りに対する満足のために設計した。セントラルセル(モノセル)はカーボンファイバー製で軽量化に貢献する。
ミッドシップに配置する1750cc4気筒ガソリンターボエンジンは、ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデに搭載しているものをベースに進化。出力は未公開だが、アルミ合金製ブロックを持ち、パワーウエイトレシオは4キログラム/馬力未満を実現する。
トランスミッションは乾式デュアルクラッチミッション「Alfa TCT」を組み合わせ、ドライブモードに新しく「Race」モードが加わったAlfa Romeo D.N.A.システムを搭載する。
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