3代目「フィアット パンダ」、生活を豊かに楽しくするコンパクトカー
フィアット クライスラー ジャパンは、コンパクトな5ドアハッチバック「パンダ」を6月1日に発売する。0.9リッターツインエアエンジンを搭載し、燃費はリッター18.4キロを実現する。価格は208万円。
フィアット クライスラー ジャパンは、コンパクトな5ドアハッチバック「パンダ」を6月1日に発売する。3代目となる新型パンダは、「生活を豊かにする楽しさに満ちたデザイン」と低燃費、安全性を両立する。価格は208万円。
日本に導入する新型パンダは、「Easy」と呼ぶ1グレードのみ。フィアット「500」が採用した0.9リッター2気筒インタークーラー付きツインエアエンジンを搭載し、最高出力は63キロワット(85馬力)/5500rpm、最大トルクは145ニュートンメートル/1900rpmを発揮する。また、ATモード付き5段シーケンシャルミッション「デュアロジック」を組み合わせ、JC08モード燃費はリッター18.4キロとなる。
ボディサイズは、先代モデルと比べてわずかに大きくなる3655×1645×1550ミリ(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2300ミリ。シックスライトデザインも先代から引き継ぎ、フロントフェイスは笑顔を連想させる。
インテリアでは、初代パンダのアイデアを発展させたインテリアトリムとコーディネートしたフレームで囲うインストルメントパネルを採用。メーターだけでなく、空調やオーディオといった各種ユニットやエアアウトレットも枠内に取り付けたようなデザインとした。
室内幅は前席で26ミリ、後席で5ミリ、室内長は20ミリほど先代モデルより拡張した。ラゲッジスペースも10リットル増となる225リットルに拡大し、リアシートをたたむことで870リットルのフラットなラゲッジスペースが出現する。
安全面では、左右フロントエアバッグ、サイドエアバッグ、ウインドーエアバッグのほか、ブレーキアシスト付きABS、急制動時点滅ブレーキランプ、ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)などを装備する。車両重量は1070キロ、乗車定員は5人。
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