オシアナスのバーゼルモデルは、サファイヤ×ピンクゴールドだった：BASEL WORLD 2013（2/2 ページ）

バーゼルワールド2013のカシオブースリポート。第4弾は、電波ソーラーウオッチの「OCEANUS」と、女性向けアナログウオッチ「SHEEN」にフォーカスする。

[吉村哲樹，Business Media 誠]

女性向けの「SHEEN」、欧州で本格展開へ

　国内では歌手の中島美嘉さんをイメージキャラクターに据え、2010年に展開を始めた女性向けアナログウォッチブランド「SHEEN（シーン）」（参考記事）。このバーゼルワールドで、欧州での本格展開が発表された。

　日本では、どちらかというとフェミニンなデザインのモデルが多いSHEENだが、欧州では男性的で精悍なイメージのモデルを提供する。ブランドコンセプトの「輝き」は変わらないが、デザインの方向性が少し変化したように思える。カシオ関係者によると、これまで男性が多かったSHEENのデザイナーに女性を積極的に起用したことで、女性目線で自分たちがほしい腕時計を生み出しているとのことだ。

　実際、バーゼルの会場で並んでいたSHEENは、これまで多用していた月や星のアイコンではなく、ケースやインデックスのカッティングによって効果的にきらめき感を表現している。また、欧州投入モデルにはスワロフスキーを散りばめたものも登場した。

　なお、今後欧州におけるSHEENのイメージキャラクターを務める、イタリア人のモデル・女優のエリザベッタ・カナリスさんも駆け付け、欧州におけるSHEENの船出に花を添えた。

（左）欧州でのアンバサダーとなるエリザベッタ・カナリスさん（右）欧州投入モデル「SHE-3504SG」