安倍首相や岸田外相が腕に着けている時計って?:GPS時計、政界でも人気
セイコーウオッチが2012年9月に発売したGPSソーラーウオッチ「セイコー アストロン」が日本の政治家にも人気だそうだ。安倍首相と岸田外相の腕にあるのが確認できる。
セイコーウオッチが2012年9月に発売したGPSソーラーウオッチ「セイコー アストロン」が日本の政治家にも人気だそうだ。安倍晋三首相や岸田文雄外相が外遊時に着けているという。
アストロンは、GPS衛星からの電波をキャッチすることで位置情報を確認し、電波に含まれている標準時刻データから正確な現在地時刻を得られるのが特徴だ。一般的な電波時計の場合、電波塔がある日本、米国、欧州、中国のエリアの外では通常のクオーツ時計と変わらない時間精度になる。
安倍首相と岸田外相はおそろいの腕時計を着けている
岸田外相は2012年12月の就任を機にアストロンを購入したそうだ。2013年8月25日付けの日本経済新聞の報道によれば、中東を訪問しイスラエルとパレスチナ自治政府の閣僚の仲を取り持つように握手した際に、アストロンが確認できたという。
一方、安倍首相はオメガ「スピードマスター」の愛用者だとして知られていた。だが、「地球儀外交」を掲げるようになった同氏の腕には、いまやアストロンがあるという。2013年2月の訪米時には、岸田外相が安倍首相に「一緒の時計ですね」と話しかけたとか。
通常の5分の1という低消費電力で駆動するGPSモジュールを採用するアストロンは、発売から3カ月で年度内目標を達成。販売エリアも当初の14カ国から約50カ国へと広がっている。
なおセイコーウオッチでは、成層圏をイメージしたコンセプチュアルデザインモデルを投入すると発表した。発売は2014年2月上旬で、日本だけでなく世界各国で販売予定だ。価格は23万6250円。
関連記事
- 世界初、全世界39のタイムゾーンに対応――セイコーのソーラーGPSウオッチ
世界初のクオーツ時計「クオーツ アストロン」の名前を受け継いだGPSウオッチ「セイコー アストロン」が登場。世界で初めて、全世界39のタイムゾーンに対応した。 - セイコーアストロンやグランドセイコーに限定モデル、Rolling Stones 50周年モデルも
クオーツ時計も機械式時計も得意とするセイコーウオッチ。先日発表されたソーラーGPSウオッチやグランドセイコーの限定モデルのほか、あのスーパーロックバンドのメモリアルイヤーを祝うモデルも登場した。 - グランドセイコー、20〜30代のビジネスエリート向け新デザイン
セイコーウオッチは、グランドセイコーから新デザインのクオーツ腕時計3モデル、機械式腕時計2モデルを発売する。価格は26万2500円と39万9000円。 - 世界最高水準の耐磁性能を備えた「グランドセイコー」
セイコーウオッチは、「グランドセイコー」ブランドから耐磁性能を高めた腕時計4モデルを発売する。価格はクオーツモデルが31万5000円、メカニカルモデルが52万5000円。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.