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OCEANUSのターゲットは「35歳」――デジタル技術で実現するアナログウオッチとは?2014年で10周年(3/4 ページ)

デジタルウオッチのイメージが強いカシオ計算機が仕掛けるアナログブランド「OCEANUS」。最先端のデジタル技術で実現する「アナログウオッチならではのエレガントなデザイン」とは?ブランドコンセプトを聞いた。

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OCEANUS最新モデルに搭載された新技術とは?


OCEANUS Manta最新モデル「OCW-S3000」

――OCEANUS Mantaの最新モデル「OCW-S3000」(参照記事)も、何か新技術が搭載されているのでしょうか。

田中: もちろんです。その代表的なものが、渦巻き形状の新開発ソーラーシステムです。受光面積が旧システムより広くなったので、その分より多くの電力を使えるようになり、搭載モーターの数を5個から6個に増やすことができました。これによって、さらに多くの機能が実現できました。例えば、ホームタイムとワールドタイム、そしてストップウォッチの3つのモードを同時に表示させるようなことも、新たに可能になりました。

――文字盤のデザインも、これまでのモデルとは若干異なる印象を受けます。

田中: ソーラーシステムの受光効率が向上したので、文字盤上により多くの装飾物を配置できるようになったのです。同時に、6モーター化によって表示できる情報の量も増えましたから、文字盤の表現力が飛躍的にアップしています。

――なるほど。しかし、新モデル発表のたびにこれまでにない機能が新たに搭載されるわけですから、ユーザーの側も技術の進化についていくのが大変そうですね(笑)

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