高機能ハイエンドのバリエーションが多彩に――最新G-SHOCK & OCEANUS:カシオ2015年春夏新作ウオッチ展示会(2/3 ページ)
G-SHOCK+OCEANUSで「GPS+標準電波」のハイブリッド時刻取得機能を、G-SHOCK+EDIFICEで「スマートフォン連携」というコンセプトを推し進めるカシオの腕時計。2015年春夏モデルは何に力を入れているのか? 新作発表会で見かけた注目モデルを紹介しよう。
方位計を搭載したOCEANUS「OCW-P1000」
フルメタル電波ソーラーウオッチ「OCEANUS」のスポーティーラインで、30代の男性向けにヨットやウインドサーフィンなど、マリンスポーツに役立つ機能を備えるのが「OCEANUS CACHALOT(オシアナス カシャロ)」だ。
「OCW-P1000」は、青・白・赤のマリンカラーを使ったデザインで、方位計測機能をOCEANUSとして初めて搭載したのが特徴。2時位置のボタンを押すと、秒針が北を指し、簡単に方角が分かる。また、2時位置のボタンを回すと方位を示すリングが回転して、進行方向の方位を確認できるようになっている。
表面をTIC処理したOCW-P1000-1A(ブラック)とOCW-P1000-7A(シルバー)は11万5000円(以下、すべて税別)。チタンケースやバンドをDLC処理したOCW-P1000B-1Aは14万5000円となっている。
GPSハイブリッド電波ソーラーのOCEANUSに、世界限定500本の新色モデル
GPSと標準電波の両方を受信し、時刻合わせが行えるOCEANUSが、2014年10月に発売された「OCW-G1000」だ。
→「どこが違う?:セイコー、シチズン、カシオから出揃った、最新GPSソーラーウオッチを使ってみた」
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OCW-G1000の新色モデルが「OCW-G1000-1A2JF」。海をイメージし、青を基調とするデザインが多いOCEANUSには珍しく、グリーンが印象的だ。
OCW-G1000-1A2JFは、インダイヤルなどに、角度によってブルーにもグリーンにも見えるアースグリーンを採用。世界限定500本のみ販売され、価格は20万円。
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