ニュース
2004/04/05 18:51 更新
デジタル家電購入は“老いては子に従え”〜「家電購入時の商品決定権」調査
家電購入時の商品決定権は、AV機器やテレビは男性に、“白物”家電は女性に決定権があり、50代以上になると子供の発言権も強くなる──ハー・ストーリィの調査から
ハー・ストーリィは、「家電購入時の商品決定権について」の調査結果を発表した。
同社モニター会員2005名(有効回答数)の女性を対象に「洗濯機、冷蔵庫、AV機器、テレビ、パソコン」の5つの家電製品購入時の家庭内での商品決定権がだれにあるかを調査したもので、「自分が決めた」「夫婦だが、主に自分が決めた」「夫婦だが、主に夫が決めた」「子供」「その他」の選択肢からそれぞれ選ぶ。
調査結果によるといずれも「主な利用者」が、商品決定権を持ち、家事用途を主とする冷蔵庫、洗濯機では女性が80%以上、AV機器、テレビでは男性が60%以上の決定権をそれぞれ握っている。また、パソコンは、男性31%、女性27%と男女に差がなく、「相談して決めた」人数より、単独で決定した人数が多く、パソコンのメイン利用者が、自分で必要な機種を選んでいるという状況だ。
年齢別に見ると、50代以上では、AV機器やテレビ、パソコンといった余暇を楽しむ家電に、子供が決定権を持つ割合が増え、AV機器では12%、パソコンでは20%近くに上る。
また、冷蔵庫や洗濯機は年齢が上がるほど、女性の比率がより高くなり、洗濯機は、40代および50代以上で90%以上、冷蔵庫も40代で88%、50代以上で92%になる。中高年の男性が家事にタッチしない傾向は、製品購入時からあらわれている?
関連リンク
「家電について」アンケート結果報告
ハー・ストーリィ
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.