ジメジメする季節に必須! Hipster PDAの耐久力を増す方法みんなのLifeHack

読者投稿「みんなのLifeHack」から紹介するコーナー。今回は「Hipster PDA」の耐久力を増加させる方法をお伝えしよう。

» 2006年07月11日 13時52分 公開
[鷹木創,ITmedia]
通常の「Hipster PDA」。5×3インチのカードをダブルクリップで挟んだだけのシンプルな作り

 「Hipster PDA」は、ブログ「43 Folders」を運営するMerlin Mann氏が提唱するPDAだ。

 PDAと言ってもいわゆるPersonal Digital Assistantsのことではないので要注意。Mann氏いわく「Parietal Disgorgement Aid」(意訳すると「頭の中にあるごちゃごちゃを外に出す助け」)だという。要するに、デジタルガジェットではなく、5×3インチの紙のカードとダブルクリップを使った自作のメモ帳なのだ。

 今回「みんなのLifeHack」で採用したLifeHackは久保宏之さん(大学教員、51歳)のもの。「なるべく身につけるものは少なくしたい」という久保さんは、5×3インチのカードを名刺サイズにすることで小型化に成功。さらにラミネートパウチフィルムで挟むことで耐久性を向上させた。

 「名刺サイズの情報カード数枚の間に名刺2枚を挟んで、両端を小さいダブルクリップで留め、ダブルクリップの端にパイロットのプチモをつけて完成です。ところが、このまま、ポケットに入れておくと、薄い情報カードはすぐに端が折れ、表面も汚れてしまいます。そこで文房具店で、ラミネーター用の専用フィルムを買ってきて、これで情報カードを挟むことにしました。それ以来、カードが折れたり、汚れることもなくなり、また、胸ポケットに入れていても汗で濡れることもなく、耐久力が増しました」(久保さん)


使う素材はこれだけ。コレクトの「情報カード(C-211)」、プラスステーショナリーの「ツリーズ ダブルクリップ(豆サイズ)」、フジプラの「ラミネートパウチフィルム(名刺サイズ)」、パイロットの「HI-TECH-C Putimo」など
Hipster PDA for Biz.ID(シールを貼っただけだが……)
名刺をセパレータ代わりに挟む。硬い名刺を挟むと剛性が増すため、より書きやすくなるなどのメリットもある。もちろん名刺交換にも利用できる

 なお、必要な素材の料金は合計で600円程度。編集部の近所の文具店では、情報カードが168円、ラミネートパウチフィルムが126円、ダブルクリップが157円、HI-TECH-C Putimoが210円だった。

 編集部でも試してみたところ、コンパクトかつ思った以上に書き込みやすかった。ダブルクリップを1つにしたり、ボールペンではなくミニサイズのシャープペンなどを使うことで用途が広がりそうだ。

編集部では読者の投稿を広く募集します。特に今週は「メモの取り方」、来週は「CGMを活用した仕事術」をお待ちしております。ぜひ、皆さまのLifeHackをこちらまでお寄せください。


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