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» 2006年11月14日 10時14分 UPDATE

カマタ式「極楽文具」:その場でサクサク仕事を片付ける

仕事のヒントとなるものを、その場で使える状態にしておく――。出張など長い移動時間は有効活用したいもの。そんな「移動書斎術」を実現する携帯「のり」とは。

[カマタスエコ,ITmedia]

 通勤や出張などの移動中に新聞や週刊誌を読むという人は、多いのではないだろうか。かくいう私も東京で打ち合わせとなると、往復3時間ほどバスや電車の中となる。週刊誌や新聞は読み終わったら処分するが、切り抜いておきたい記事に出会ったらどうするか。

 迷わず切り抜いて、コクヨのテープのり「ドットライナー」を使ってどんどんノートに貼り付ける。そのための小さいハサミとドットライナーは、常にかばんに入れてある。ハサミは、すでにどこで買ったか記憶にもないが、すこぶる切れ味がよく、ボディはコンパクトでありながら指を入れる部分はさほど窮屈でないのも使いやすい。もちろん、ハサミのような刃物を使うときには状況をわきまえた上で使いたい。

st_ka8862.jpg かばんの中のドットライナー。本来は携帯電話用のポケットが定位置

 ドットライナーは、修正テープのような形状をしたドットタイプのテープのり。必要な長さまで転がして、持ち上げればそれで切れている。紙がよれたり、シワになることもない。裏紙にあたる部分はテープフィルムで薄いが、これまで特にトラブルもなかった。

 黄色の「貼ってはがせる」タイプと、青色の「しっかり貼れる」タイプ、コンパクトな使い切りタイプ「ドットライナー ミニ」がある。はさんで使う形状の「ドットライナー ホールド」が出て、今回新製品で粘着力をアップさせた「ドットライナー パワー」(11月6日の記事参照)が登場し、一気に種類が増えた。「ミニ」以外は、カートリッジ式で簡単に詰め替えができる。

st_ka8818.jpg 「貼ってはがせる」タイプ(写真中上)と、青色の「しっかり貼れる」タイプ(写真中央)、コンパクトな使い切りタイプ「ドットライナー ミニ」(写真中下)。新製品の「ドットライナー パワー」は写真左。右にあるのは愛用のハサミ

 切り抜く、貼る。あるいは小さな資料なら切り抜かずにそのまま貼る。筆者は会議の資料もできるだけその場で貼るようにしている。こうすれば時間のロスが少ないし、ノートは常に時系列で進んでいく。スケジュール帳の日付を見ればどこに資料があるか、すぐに探すことができる――というわけだ。時間に余裕があればコメントを書いておくとさらにいい。

 あとでやろうと思うとなかなかできないばかりか、やがて紛失する。それで仕事に差し障りがなければいいのだが、一番やっかいなのは、「やっぱり必要、どこに置いたかな」と探し回らなければいけない状況である。そんなことを避けるためにもその場で完結させるのは都合がいい。

st_ka8847.jpg 気が付いたらその場で貼る。これなら移動中のちょっとした時間でできる。時間に余裕があればコメントを書いておくといい
st_ka8829.jpg 記事を切り抜く
st_ka8833.jpg のりをつける
st_ka8840.jpg 貼って媒体を記入。日付は手書きでもスタンプでも。目立つように赤インクを使用

 また、移動中に手紙を書いて投函するケース。あとは投函するばかりなのに、なぜか封筒にのりがついていないといったシーンはないだろうか。あるいは、お客様に資料を渡すのに、封筒に入れて軽く封をしたい時など。バッグにドットライナーを入れておくと、こういったとっさの時もあわてなくてすむ。

st_ka8853.jpg

 資料の一部にメモなどを書き込んだ紙を貼ってFAXすることも何度かあった。基本として、その場で片付ける。後でやるよりも、ずっと効率的である。その場で片付けられるから、コンビニや空港からでもFAXできる。資料の余白に書き込めばよさそうなものだが、余白が少ない場合あるいは強調したい場合は、影響のない部分に白い紙をおいてそこにコメントする方が、間違いが起きにくいのである。

 はがせるタイプは、単なるメモ用紙を付箋紙のように変えることもできる。メモ用紙にメモを書いて、PCのまわりに目立つように貼っておく。電話でもいい。メモの裏に少しはがせるタイプののりをつけるだけ。ドットなので完全密着しないため、のりが残りにくい。通常ならポストイットなどの付箋紙に書いて貼るのだろうが、たまたまメモしたのが普通の紙なら、それをそのまま使えるというのが利点である。

st_ka8815.jpg 筆者は、朝起きたらまず愛用のMacを立ち上げる。Macに貼り付けておけば絶対に目につくのだ

 移動中、今いる場所が自分のデスクであると考えると細切れの時間も活きてくる。仕事のヒントとなるものを、その場で使える状態にしておく。移動時間が割と長いというマイナスをプラスにした移動書斎術である。


 新発売の「ドットライナー パワー」(11月6日の記事参照)を早速使ってみた。よく見ると、これまでのドットではなく、細長く切れ目の入ったスリットタイプのテープである。これにより、曲線もスムーズにこなせるようになった。

 粘着力はかなりアップして、大型の封筒でものりを1列塗ればでしっかり貼れた。布や発泡スチロールなどにも使えるようになったので、一気に用途が広がりそうだ。紙や写真の劣化の原因となる酸を抑えたアシッドフリー製品なので、アルバムづくりにも向いている。

st_ka8824.jpg 「ドットライナー パワー」
st_ka8841.jpg 製品下側から見た。スリット状のテープが見える
st_ka8844.jpg あえて曲線に沿ってテープを走らせてみた。のりがきちんと付いているのがわかる

 なお、ドットライナー ミニ以外の製品は、詰め替え用テープも販売されている。本体と詰め替え用テープは形状が似ており、台紙に入って売り場に並んでいると違いが見分けにくい気がした。製品の完成度が高いだけに少し残念だ。もう少し視覚的にはっきりと区別できるほうが、より親切だろう。

■ ご紹介した文具

名前 価格
コクヨドットライナー(ブルー、イエロー) 420円
コクヨドットライナー ミニ(ブルー、イエロー) 210円
コクヨドットライナー パワー 630円

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