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» 2006年11月21日 08時50分 UPDATE

カマタ式「極楽文具」:味のあるコミュニケーション・ツール――ぺんてる「プラマン」

万年筆とサインペンの特性を兼ね備えたペン「トラディオ・プラマン」は、1本で太くも細くも書き分けが可能で表情豊か。年賀状や寒中見舞いを書くのにお勧めだ。

[カマタスエコ,ITmedia]

 「PCだ」「ペーパーレスだ」と言っても、紙に何かを書かない日はない。紙と筆記具の相性というのは大切で、書き出しからスムーズにすべり出してくれないと、書く気が萎える。

 ぺんてるの「トラディオ・プラマン」は、万年筆とサインペンの特性を兼ね備えたペン。筆跡は万年筆、メンテナンス不要の気楽さはサインペンである。そのしなやかさにとりこになる人も多い。基本的にカートリッジを交換する際にペン先も含めて交換するので、1本を使い切ると書き味はリセットされる。

 書き始めは割と硬いが、そのうちになじんで、やや太い筆跡になる。とくに筆圧の高い私の場合は、使い始めよりもほどよくなじんだ頃のほうが使い勝手がいい。まるでペン先を育てているかのような感覚も、どこか万年筆にも通じるものがあり、書くことをより楽しくさせてくれるのだ。

st_kamata9107.jpg 愛用中のプラマン(右が一番流通しているタイプで、インクは黒・赤・青)
st_kamata9117.jpg 書き始め(左)、かなり使ってなじんだプラマン(右)。まったく別のペンのように感じるぐらい書き味が違う

 万年筆と異なり、ペン先はどの向きでも使うことができる。知らず知らずにペンを回し、書きながらリズムをつける使う人には、使い勝手がいい。気に入るとリピーターになる人が多く、まとめ買いをしている人も少なくないという。かくいう私もそのひとり。このペンでないと、取材のときのリズムが狂う。相手の話のスピードについていけるよう、すばやくサラサラと書ける点、軽さ、濃さで、とにかく書く量が(あるいはスピードが)半端ではない人に向いているペンである。

st_kamata9103.jpg 文具用の引き出しには、常にカートリッジも本体もストックがある

 1本で太くも細くも書き分けできる。力の加減やペン先の向きで、かなりの差が出るのである。もっとも、細く書けるといってもそこそこの太さがあるので、手帳に細かく記入するような用途には難しいかもしれない。黒々と太めに書けるので、FAXを送ると文字が判読しやすいと好評である。送信相手にも強い印象を与えるだろう。

st_kamata9111.jpg 最初の行を太く、真ん中の行を細く書いてある。最後はその中間。こんな書き分けを楽しめるのも、特殊なペン先をもったプラマンならでは

 もうすぐ師走。年賀状、寒中見舞いと、いつもより手で書くことが増えるシーズンだが、葉書やカードに添える言葉も、ボールペンより万年筆風な、時として筆ペンのようなタッチのプラマンで書いてはどうだろう。筆耕業(宛名や賞状を書く職業)の人にも支持されているというそのタッチは疲れにくく、豊かな表情を持ち、ご挨拶にもふさわしい。和紙に型染めしたカードをお礼状にするのもいい。筆ペンよりも細かい字が書けるし、和紙との相性もなかなかよい。

st_kamata9115.jpg 紙によっては、書いて乾くと水にある程度耐えてくれる。乾いてから固形水彩で着色したメモ
st_kamata9113.jpg 和紙との相性もなかなかよい

 プラマンには、黒の他に青と赤のインクがある。ボディは一緒で、キャップ窓からペン先のホルダーの色でインキの色を見分ける。ところがペン立てにあるときなど、手元に引き寄せなければインキの色が分からない。キャップにシールを貼ったりして区別していたが、どうもデザイン的に気に入らなかった。シルバーのボディ(インクは黒)が出たところで、シルバーに赤のカートリッジを入れて、シルバーのボディに入っていたインクは他に流用した。これで一気に判別しやすくなり、使い勝手が向上した。黒も赤も使う人にはおすすめの方法だ。キャップ窓の汚れが気になる場合は、綿棒で拭くときれいになる。

st_kamata9124.jpg シルバーを赤インク用にした
st_kamata9126.jpg 分解したところ
st_kamata9108.jpg ペン先
ご紹介した文具
名前 価格
ぺんてる トラディオ・プラマン(インキ色 黒・赤・青) 525円
カートリッジ 210円

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