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» 2006年12月20日 15時22分 UPDATE

リレー連載・今日から始める手帳選び(3):カマタ式「手帳の選び方」

リレー連載の第3回目は、好評連載中のカマタ式「極楽文具」でおなじみ、カマタスエコさんが担当します。一体、どんな手帳を選ぶのでしょうか。

[カマタスエコ,ITmedia]

 リレー連載の第3回目は、編集部スタッフの吉岡はいったんお休み。好評連載中のカマタ式「極楽文具」でおなじみ、カマタスエコさんが担当します。人気の手帳やダイエット用ダイアリーなど、いろいろ見て回った結果選んだのは、いったいどんな手帳でしょうか。

SOHOという仕事スタイルにあった手帳

 ここ数年、私の手帳の使い方というのは、モールスキンのラージサイズのポケットに挟み込むスタイルに定着していています(10月31日の記事参照)。一度だけ、クオバディスのビジネスプレステージを使いましたが、バーチカルタイプで使いやすそうだと思ったものの、あまりにもスケジュールがスカスカなことに罪悪感が生まれ、どうにも居心地が悪くなるばかり。結局、春になる前にカレンダータイプに買い替えることにしました。

st_kamata9743.jpgst_kamata9745.jpg 挫折したバーチカルタイプ。仕事は忙しかったがデスクワワークが続いたために、スケジュールはスカスカの日々

 字が大きい私の場合、カレンダータイプの手帳を使うとせいぜい1日に2つぐらいしかスケジュールを書けませんから、必要以上に予定を入れてしまうのを防げます。

 とはいえ、予定のない日がたくさんあっても気になりません。というのも、仕事はしていますが誰かと会ったり会議にでるのは少なく、従って時間を厳密に管理しなくてはいけないような手帳は必要ないからです。恐らく1人で仕事をする多くのSOHOはそんなものだと思います。

st_kamata8548.jpg 現在使用中のモールスキンに挟み込んで使っている手帳。能率協会の「ペイジェムアティーナマンスリー4」(関連記事その1その2

手帳に何を求めるか

 私が手帳に求めることは、外出が伴うスケジュール管理が中心です。個人的にカレンダーと同じ日曜始まりが使いやすいので、どんなスタイルの手帳であれ、日曜始まりの中から選びたいのです。実は2005年に「そろそろ大丈夫かも」と月曜始まりを使ってみましたが、12月になってもとうとう好きになれませんでした。

 日々使うものの相性は大切にしたいので、日曜始まりに戻すことにしました。カレンダータイプは慣れているし、生活スタイルにもぴったりなので手帳売り場が本格的に混み合う前に選び、9月に11月始まりのマンスリーカレンダータイプの手帳を購入し、そのまま11月から2007年の手帳にシフトしました。

 もう2007年の手帳選びも終わり、あとはこれを育てていくだけ――と思っていた11月下旬のことです。編集部から「手帳のリレー連載に参加しませんか? 興味のある手帳を使ってリポートしてください」との声がかかりました。

 実はそのころからダイエットを始めていて、食事や体重、万歩計などの記録もしていきたいと思っていたところ。さすがにマンスリーカレンダータイプでは、これを記録することは不可能でした。編集部からせっかく注文もあったことですし、マンスリーカレンダータイプはそのまま使うことにして、ダイエットの記録が残せるような手帳探しの日々が再び始まりました。イメージとしては「健康が気になる世代の管理手帳」でしょうか。

手帳探しの旅は、大型文具店、書店、ネット

 まずは書店とロフトへ。ただし、地方都市のお店です。東京ほどは充実していませんし、書店はビジネスマン向け、ロフトは若年層対象のカジュアルなものが中心。あまりに極端な品揃えに手帳を選ぶ気持ちが萎え、とりあえずいくつかリストアップして帰宅しました。

 今度はインターネットで情報収集。代表的なメーカーは手帳の中身もネットで見ることができますから、ゆっくりとコーヒーを飲みながら候補を絞っていきました。これがネットのよさです。ネットには情報があふれていますが、このクオバディスのページのように、手に取るように中身が分かるのが理想。誰にでも分かりやすく中身が見られるので便利です。Amazon.co.jpの「なか見!検索」もその点が優れています。残念なのは、見られる手帳が限られていることですが。

 11月下旬、今度は銀座の伊東屋に行きました。平日だというのに売り場はかなり混雑。メーカーごとの棚の中からメモした手帳を探していきます。が、ここにきて、自分が絞り込んだ以外にも各種の手帳が並んでいることが分かり焦りました。

 これから1年付き合う手帳を探すとなると、それぐらいの気持ちは誰しも持つはず。だったら絞ってきたものの中からではなく、チェックしていなかったメーカーやスタイルのものも見てみようと、汗だくになりながら探しました。意外でしたが体調や血圧、食事内容なども記録できる「健康手帳」のようなものは結局見つけられず……。

 ですので、健康関連の要素も書き込みやすいかどうかが選択のポイントになっていきました(文具メーカーのミドリから「ダイエット用ダイアリー」が出ていることを知ったのはかなり後で、この時点では知らなかったのも見つけられなかった要因かもしれません)。

選ばれし「3つの手帳」

 結局、山ほどある手帳の中から私が選んだのは以下の3点です。

名前 タイプ
1 能率ダイアリー タイムデザイナー(B6) バーチカル
2 能率手帳キャレルA6バーチカル バーチカル
3 高橋書店 No.237 フェルテ7 リンクアップ

 能率の2つがバーチカル、高橋がリンクアップ方式(実用新案登録、意匠登録済)です。リンクアップ方式は4つに区切られたスペースを自分で好きなように決めて使えるという、画期的なもの。これとは別にマンスリーカレンダーがついています。そちらでスケジュール管理をして、リンクアップのページを記録に当てるという使い分けができると判断しました。これまで使ったこともありませんから、あくまでもイメージです。

 ちなみに、編集部の吉岡さんがコラム(11月29日の記事参照)で書いているように、私もアドレス帳は使ったことがありません。今回購入した3冊の中では「能率ダイアリータイムデザイナー」には最初からアドレス帳がついていませんでした。実にすっきりとしています。

st_kamata9737.jpg 購入した手帳3冊

 次回は、実際に使い始めての感想です。

筆者プロフィール カマタスエコ

 横浜生まれ、東京育ち。コピーライター、フォトエッセイストにして料理研究家。設計技師の父の影響で、小さい頃から製図道具に囲まれる生活だった。そんなDNAからか、筆記用具をはじめとした文房具にも詳しい。ブログは「カマタスエコのブログ」。同じく運営するWebサイト「電脳カマタ食堂」は「信毎ホームページ大賞2006」のライフ/情報部門の優秀賞を受賞している


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