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» 2006年12月22日 20時06分 UPDATE

リレー連載・今日から始める手帳選び(5): バーチカルタイプの手帳を初めて使ってみた (1/3)

手帳を買ってから早1カ月。最近流行っている「バーチカルタイプ」の手帳を4種類試してみたところ、実際の使い勝手ではいろいろ差があることが分かりました。バーチカルタイプの手帳の使いやすさとは、どこで決まるのでしょう?

[吉岡綾乃,ITmedia]

 お久しぶりです、ヨシオカです。リレー連載の1回目にWebカレンダー+携帯のスケジュール管理に限界を感じ、2回目に実際に手帳売り場へ行って手帳を買ってきたところまで書きました。

 あれから1カ月、実際に手帳を使ってみると、売り場では気付かなかったポイントが見えてきたので、今回はその話をしようと思います。

バーチカルタイプのカレンダーを使ってみた

 リレー連載の2回目にも書いたように、最近の流行ともいえるのがバーチカルタイプの手帳。縦に時間軸をとっているため、1日が縦長な帯になっており、1日のスケジュールを30分や1時間といった単位で管理できる、というものです。

 今までWebカレンダーに登録していた予定を見かえすと、1日平均3件というところでした。書くところがたくさんあるバーチカルタイプの手帳では、スカスカになるのではないか、と思っていたのですが……実際に手帳を埋めてみた結果は、下の写真をご覧下さい。

 写真は能率ダイアリーの「タイムデザイナー」(B6)です。18日(月)から始まって、現在21日(木)の途中まで書き込んだところです。なんだかんだと結構埋まっていますよね。とはいっても、別に予定が増えたわけではありません。22日(金)を見ても分かる通り、私の予定自体は1日2、3件しか入っていないのです。

 従来の手帳と同じように、時刻と場所、相手などの予定を書き込みます。予定を実行したら、そこにかかった時間を矢印で書き込みます。待ち合わせなど予定の時刻は点ですが、実際にはその場所へ行くまでの移動時間、予定を実行している時間、会社や家へ戻る時間などもあるので、そこのバッファも合わせて矢印で管理するわけです。やってみると、なかなか直感的です。

 予定には書いていなかったことも、終わったら矢印付きで書き込むのがポイント。メールを書いていたとか、食事をしたとか、普通手帳に書かないようなこともどんどん書いていきます。自分が何時に何をしていたかを明らかにするのが目的です。

 タイムデザイナーを使ってみて面白かったのが、手帳を開いている時間が格段に延びたことでした。今まで手帳は、1日数回、予定を確認するときにだけ開いたり閉じたりしていたのですが、タイムデザイナーの使い方は違います。デスクワークをしているときは、タイムデザイナーを机の上に開きっぱなしにしておき、何か用事をこなすごとに矢印を書き込んでいきます。

 実際にを使ってしみじみ思ったのですが、バーチカルタイプの手帳の主な目的とは、予定を管理することともう1つ、“タイムキーパー”なのですね。例えば12時に人と会う約束がある場合、移動にもし45分かかるのであれば、11時のところに矢印の頭だけかいておきます。デスクで仕事をしながらチラチラとタイムデザイナーを確認し、11時になったら支度をして出かけると、出かけるまでに10分くらいはかかるので、ちょうどいい頃に約束の場所に到着します。

 私は以前から時間ギリギリに出かける悪い癖があり、出かけるのに手間取ったり、電車が遅れたり、道に迷ったりした挙げ句、遅刻してしまうことがたまにありました。遅刻しないまでも大抵約束の時間に滑り込みセーフということが多かったのですが、矢印の頭を書き込むときに少し早めの時間をとっておくことによって、少し行動に余裕が出た気がします。これは意外な効用でした。

 目的というか効用ではもう1つ、過去の日を見返すと、生活習慣を反省できるというポイントもあります。写真では19日だけが午前9時半からスタートしていますが、これはお恥ずかしながら寝坊をしてしまったためです。手帳の時間軸が24時までしかないので書いていませんが、前日の18日に家に帰ったあと(横線を引いているのが会社を出た時間です)、家に帰って夕飯を食べ、そのまま朝の4時まで日記を書いたり写真を整理したりした結果、寝坊してしまったのでした。

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