封筒の宛名部分だけを手軽に刻んで処分する3分LifeHacking

封筒の宛名部分だって立派な個人情報だ。部分的な処理で十分なら、机の引き出しに常備できる「nameoff」を使ってみよう。

» 2007年01月25日 22時13分 公開
[吉田有子,ITmedia]

 個人情報が掲載されている書類を処分するなら、一般的にはシュレッダーにかけることになる。しかし、シュレッダーのところまで行くのが面倒だったり、たまたま故障していたり誰かが利用中の場合もある。封筒の宛名部分のように部分的に処理できれば十分なら、もっと安価で机の引き出しに常備できる文房具が販売されている。

 ハサミ型シュレッダー(2006年9月5日の記事参照)もその1つだが、インパクトのある外見に「ちょっと怖い」という意見もありそうだ。特に子供のいる家庭では、むき出しの刃物は控えたい。そんなとき、この「nameoff」(ネームオフ)はどうだろうか。

nameoffを横から見ると大型のホチキスのようにも見える

 nameoffの見た目は大型のホチキスのようだが、パンチが7個一列に並んでいて、これで紙を挟むと穴あけパンチのように直径6ミリの穴を1度に7個開ける。長さにして4.8センチだ。これで個人情報の掲載部分をバラバラにできる。

 nameoffが紙を挟む幅は約8.5センチ。写真のような大型の封筒の真ん中に載っている住所を消したい場合は、挟んでも住所の位置まで届かない。このような場合は、一手間かかるが住所の部分だけを切り取ることになる。

大型の封筒だと住所の部分まで挟めない(左)。その部分だけ切り取って処理する。ちょっと面倒だ

 処理したい部分の面積にもよるが、1回挟むだけでは、まだ文字が残るだろう。印刷された封筒の住所程度なら、3〜4回繰り返して挟めば切り取れる。あとは本体下のカバーを開いて、切り取られたゴミを捨てるだけだ。

1度だけでなく、繰り返し挟むとよい(左)。切りくずは本体下の部分にたまる

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製品名 メーカー 価格
nameoff インフ・デザイン 1470円

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