ない方がいい!? 社内の義理チョコ――女性社員の声は

社内の義理チョコ、女性社員の7割以上が「ない方がいい」――。「女性がホワイトデーに欲しいもの」は何か? チョコをもらえた“幸運”な男性は必見だ。

» 2007年02月07日 17時27分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 “非モテ系”男性社員には憂鬱な季節が近づいてきた。本命チョコはもちろん、義理チョコだって危ういと思っていてもドキドキしてしまう。世の女性社員はどんな気持ちで「バレンタインデー」を迎えるのだろうか。マクロミルは、全国の女性社員515人(20〜39歳)を対象にインターネット上で、バレンタインデーに関する調査を行った。

若いほど「あった方がいい」

 バレンタインデーにチョコレートを購入する予定が「ある」と回答したのは女性社員の78%。いわゆる本命チョコを贈る相手には「夫、彼氏」が71%、「彼氏ではないが気に入っている男性」が13%となった。

 とはいえ、プライベートはいざ知らず、会社でチョコレートのやり取りはいかがなものか――。そう考えているのは女性社員も同じなのだ。例え、義理チョコであったとしても社内でのやり取りは「ない方がいい」(74%)が、「あった方がいい」(26%)を大きく上回った。理由は「面倒だから」(73%)、「お金がかかるから」(62%)などである。

 ただ、20〜24才の44%は「あった方がいい」と答えており、若い女性社員ほど義理チョコに肯定的。「コミュニケーションを深める」(84%)「日頃の感謝の気持ちを表すいい機会」(68%)と、コミュニケーションの手段として捉えているようだ。

ホワイトデーの“お返し”は忘れずに

 ホワイトデーのお返しについても、若い女性社員ほど期待が大きい。20〜24才のうち24%が「期待している」と答えた一方、25〜29才は14%、30〜34才は6%に留まることが分かった。さらに35〜39才に至っては0%と、まったく期待していないのである。

 ちなみに、本命チョコの予算は平均2148円だが義理チョコは約799円と、本命チョコとの差額は約1350円だった。義理チョコにかける金額は本命の3〜4割程度――というわけだ。“先行投資”を反映してか、本命チョコのお返しに欲しいものの上位は「アクセサリー」(46%)か「食事」(41%)もしくは「ケーキ」(25%)。義理チョコでは「クッキー」(57%)、「チョコレート」(49%)、「ケーキ」(37%)の順だった。

 義理チョコを贈る相手はまず「会社の上司」(48%)、次いで「家族」(44%)、その次に「部下、同僚」(37%)だという。幸運(!?)にもチョコをもらった男性社員は、本命チョコか義理チョコか慎重に考慮したうえ、お返しを検討されたい――。いずれにせよ面倒な行事であることは間違いない!?

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