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» 2007年06月22日 23時35分 UPDATE

3分LifeHacking:おとなの図書館活用術【東京編】

“本は買うもの”と決めているって? それでも図書館にはほかにはない価値がある。書店やAmazonで買えなかったといって、その本を読むのをあきらめていませんか?

[斎藤健二,ITmedia]

 みなさんは図書館を使っているだろうか? 子供の頃、よく使ったが、大人になってからは……という人も多いかもしれない。“本は買うもの”と決めている人も多いだろう。

 しかし久しぶりに図書館をのぞいてみれば、あまりの進化に驚くだろう。日本図書館協会が提供している「図書館リンク集」を見ると、ほぼすべての図書館がインターネットによる蔵書検索に対応。半数くらいの図書館はネットからの予約も可能だ。数割は携帯電話にも対応している。

絶版本も入手できる

 筆者が突如図書館利用に目覚めたのは、絶版本を巡ってだった。それまではAmazon.co.jpで書籍を購入し、絶版であっても「マーケットプレイス」から中古品を購入していた(かなり定価より高いことが多いのだが)。ところが、マーケットプレイスをチェックし続けても、Yahoo!オークションにアラートを仕掛けても見つからない絶版本というものが、世の中には存在する。見つからないなぁ──と思いながら、「もしかしたら図書館なら?」と思い立った。

 検索してみれば、なぜもっと早く思いつかなかったのかというほど、あっさり発見。そう、図書館は絶版本に非常に強いのだ。

 またCDなどの視聴覚素材も貸し出していることが多い。特にどの図書館もクラシックCDは充実しているので、購入前の確認に使うのもいいだろう。

雑誌が入っている図書館

 もう1つ、図書館ならではと言えるのが、雑誌のバックナンバーをチェックできること。新しい号が出てしまうと、なかなか古い雑誌を購入するのは難しい。バックナンバーを取り扱っている書店やAmazonにあることを祈るしかない。

 「区市町村立図書館新聞雑誌総合目録」からは、東京都内の公立図書館がどの雑誌を所蔵しているかをチェックできる。確認したい雑誌が入っている図書館が見つかれば、休日にでも足を伸ばせば見ることができるだろう。ただし古い雑誌は処分しているところがほとんどなので、“見逃した”と思ったらお早めに。

アマゾンと図書館連携

 knezon(クネゾン)は、Amazonと図書館を連携させるという面白い試みを行っているWebサイト。図書館名を入れて、キーワードで書籍を検索すると、Amazonでの検索結果一覧と、書籍についてのAmazonでのレビューが表示される。それを見て借りるかどうか判断したら、そのまま図書館の検索結果一覧にジャンプできるのだ。もちろん、図書館で借りずにAmazonを使って購入することもできる。

ks_lib0.gif

変わった図書館

 オンラインから使える図書館は増えていて、意外なものも検索して見つけることができる。探検しがいがあるのが国立国会図書館だ。いわゆる「国会会議録」からは衆議院や参議院の会議録がチェックできるあたりは当たり前だが、法令の会議録──例えば健康増進法の審議の内容が質疑応答まで全部チェックできるし、面白いところでは、帝国議会の会議録まで電子化されている。

ks_lib1.gif 徳川家正公爵の発言
ks_lib2.gif 健康増進法についての質疑の会議録

 「統計資料レファレンス・ガイド」は、日本語で書かれた各種統計を紹介したもので、解説とともに情報が掲載されている各種サイトへのリンクが張られている。例えば、情報通信関係の統計は、総務省から経済産業省、各種業界団体などが個別に集めているが、このページでは、どのサイトにどんな統計があるかが一望できるようまとめられている。

東京23区の図書館まとめて検索

 東京23区に限っていえば、「東京都立公共図書館横断検索」から全242の公立図書館を串刺しで検索することができる。書籍であれば(CDは難しい)、最寄りの図書館に取り寄せてもらうことができる場合が多いので、求める本が近くの図書館になくても広く検索してみよう。

 さらに、「ブラウザからの東京の都立・区立図書館OPAC検索」には、Internet ExplorerやFirefox、Googleツールバーなど各ブラウザの検索ボックスから、東京都の図書館蔵書の検索を可能にするプラグインが配賦されている。

 ちなみに普通の公立図書館は、たいていその地区に住んでいるか、通学・通勤しているかが、貸し出しカードを作れる条件だ。しかし東京23区に限れば、住所や通学・通勤場所に関係なく貸し出しカードを作れる地域が複数ある。杉並区、世田谷区、目黒区、品川区、中央区、千代田区、台東区、文京区、豊島区、荒川区、北区がその地域だ。東京23区の公立図書館を制覇(全て訪問)しようという個人のサイト「東京図書館制覇!」内には、「あなたがカードを作れる図書館をチェック!」できるページも用意されているので確認してみるといい。都内に頻繁に来る人であれば、こうした図書館を利用してみるのもいい。

 →さらに図書館活用「Amazonの各書籍ページから図書館の蔵書ページにジャンプ」

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