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» 2008年05月28日 10時25分 UPDATE

ドクトル・ピノコのプチ元気の薬:第5回 PCやケータイによる目の疲れには要注意――それは仕事にも恋にもダメージ大である

PCやケータイが日常のツールとなったことで便利にはなったものの、現代人の目の疲れはひどくなるばかり。酷使するばかりではなく、上手に目の疲れを取っておかねばならない。今回は疲れ目の対策についてレクチャーする。

[ドクトル・ピノコ(企画:ソフトバンク クリエイティブ),ITmedia]
ks_pinoco5.jpg イラスト:本橋ゆうこ

 先日ある雑誌で、「女性の体の部分で一番どこに目がいきますか?」というアンケート記事がありました。今時のイケメンビジネスマンのお答えとして多かったのが、顔! 胸! 脚!

 うん、分かりやすさ抜群じゃないか、この回答は。顔って言われても美容整形するお金も勇気もないけど、毎日ちゃんとダヴで洗ってるもんね。胸だってちゃんと分厚いパット入れているし、脚のスネ毛もたまにそってます。お、この調子でいけば、私、完ぺきじゃん! と、喜んで読み進めていたところ、その次が「目」!? 顔なら分かるけど、「目」限定ですか。「目がいつも充血している女は引く」とのコメント……ガーン。24時間365日疲れ目の私はまさに「常に目が充血している女」じゃん。そうかー、オトコにいつも引かれる理由はコレだったのか。

 考えてみれば、医者の仕事もけっこう目を酷使するんです。診察する時はもちろん、手術中だって特に細かい血管や神経をジッと見るし、最近は電子カルテだからPCに向かっている時間もすごく長いし。さらに私の場合、通勤電車で揺られながら本を読み、休み時間はニンテンドーDS。おまけに当直で疲れ果てた日はそのままカンファレンスルームのいすでコンタクト入れたまま爆睡……こりゃ充血もするわ。

疲れ目の原因を探る

 さてさて、疲れ目の原因はさまざまですが、働き盛りのビジネスパーソンに多いのはやはりPCやケータイの画面を長い時間見ることや、度の合っていないメガネやコンタクトの使用、暗いところでの目の酷使などですよね。また首や肩の疾患、仕事による精神的ストレスや過労などが疲れ目を引き起こすこともあります。うーん、私の場合、どれも当てはまっているような……。

 PCといえば、最近耳にすることが多い「VDT症候群」。これは「Visual Display Terminal」の略で、PCの画面などに長時間向かうことによって疲れ目や体のだるさ、またひどい場合には抑うつ症状など心の病気を引き起こすこともあるという病気です。ずっとディスプレイを見ていると、ピントを合わせるための目の筋肉が疲れて悲鳴を上げてしまいます。また、どうしても気づかないうちにまばたきが減ってしまうため目が乾き、ドライアイを引き起こします。また目だけではなく、ずっと同じ姿勢でいることから肩や首などにも負担が来るし、さらには心にまで影響が出ることもあるわけです。

疲れ目対策としてできること

 とはいっても、PC無しでは仕事にならない皆さんの場合、ディスプレイに向き合う時間がどうしても長くなってしまいますよね。でも大丈夫、VDT症候群にならないためにいくつか気を付けるだけで、そのリスクを随分減らすことが可能です。

 まず目のためにしてあげられる対処がいくつかあります。1つは、市販のディスプレイ用フィルターなどを使用することです。既に使っていらっしゃる方も多いかもしれません。私の周りではあまり使っている人を見たことがないけど、PC用のメガネなんかもありますね。ちょっとIT系のプロっぽくて素敵かも。

 目の乾燥に対しては、なるべくまばたきを意識したり、目薬を使用したりするのもいいでしょう。加湿器もいいですね。特にエアコンの近くに座っている方は要注意です! 風が目に直接当たっていませんか。そんな時は風向きをそっと嫌なやつの方に向けておきましょう。じゃなくて、人のいない方向へ向けてください。

 また、ディスプレイの位置をチェックしてみてください。ディスプレイが上の方にある場合は目を見開かなくてはならないため、なおさら目が乾きやすくなります。私の場合、上目遣いで女をアピールしたいところですが、目が血走っている女はモテないそうなので逆効果。やや目線の下向きにディスプレイがくるのがベストです。目の距離も遠すぎず近すぎず(だいたい50センチかな)が理想です。

 PCに向き合う仕事は自分が思っている以上に集中しており、心や体に負担が来るものです。車の運転もそうですが、1時間の作業ごとに10分程度の休憩を取るといいと言われています。軽く体を動かしたり、窓の外の景色を見たり、しばらく目をつぶってみたり、ほんの少しのリフレッシュでも体にはとても重要な休息となるのです。

 最近はPCで仕事をする女性向けの、かわいいアイピロー(目の疲れを取ったり安眠効果を高める目の枕)も売れているようですね。私も仕事の合間に使っていますが、かわいい動物のデザインだったり、中に好きな香りを入れられてアロマ効果もあったりといろいろな商品があり、目も心も癒やされます。女性向けといっても、もちろんおじさまだって休み時間にかわいいウサギちゃんのアイピローを使ってくださってもOKです。このギャップで若いOLの心を鷲づかみできるかも。と、ここは適当に言っておきます。

目も心もリラックスすることが本当に大事

 あっ、そうそう。もう1つ大事な心のリフレッシュアイテムとして、心が楽になるものを読んだりするのもいいですよ。要は私のコラムを読んでくれといいたいのですが。日夜PCに向かってお仕事されているビジネスマン、ビジネスウーマンのささやかな心のリフレッシュとなれたら幸せです。

 と、こうしてこの原稿を書いている今も、やはり目が血走ってる私。これじゃビジネスマンの目には留まらないなぁ。あーモテたい! 人生のうち1時間でいいからエビちゃんになってみたい! 原稿なんて書いて目を悪くしている場合じゃないんだよ……。とりあえず自分で書いたこのリフレッシュ法を実践して、目の疲れを取らないと。

ポイント

  • 目が充血している女はモテないらしい。
  • 最近話題の「VDT症候群」に気を付けろ!
  • モニターにはフィルターを。目線やや下向きで目から約50センチにモニターを配置がベスト。
  • まばたき、目薬、加湿器でドライアイ防止を。エアコンに注意。
  • かわいいアイピローもおすすめ。若い子にウケたいおじさまも恥ずかしがらずにぜひ。

著者 ドクトル・ピノコ

女医。医大生時代には体育会に属しつつ、某社キャンペンガールや大手塾講師など数々のバイトもこなし、現在、酒と体力だけには自信アリの超体育会系の外科医として某病院にて働く。趣味は、酒、男、足裏リフレクソロジー。現在、「週刊ビジスタニュース」月イチでコラムを連載中。ぼちぼち書き仕事も募集してます。


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