ロシア語対応の手書きパネル搭載 カシオ、エクスワードに新モデル仕事耕具

カシオ計算機は、国内初となるロシア語辞書コンテンツを収録した電子辞書「XD-SP7700」を発売する。ロシア語/英語/日本語に対応する手書きパネルを搭載し、メインパネルはタッチペンでの操作が可能だ。

» 2008年07月25日 15時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 カシオ計算機は8月26日、手書きパネルとメインパネルの2画面を搭載した電子辞書「エクスワード」シリーズの新製品「XD-SP7700」を発売する。国内初となるロシア語の辞書コンテンツを収録しており、手書きパネルはロシア語/英語/日本語に対応する。価格はオープンプライスだが、店頭価格は4万円前後になる見込み。


 ロシア語の辞書として、これまでに追加コンテンツとして販売していた「コンサイス露和辞典/和露辞典」に加え、新たに「オックスフォードロシア語辞典(露英/英露辞典)」を初収録した。約2100文のロシア語旅行会話コンテンツと、ロシア語ネイティブ発音コンテンツのほか、「オックスフォード英英辞典」「明鏡国語辞典」「日経パソコン用語辞典2008」など26コンテンツを収録する。

 本体キータッチ部の手前に、ロシア語/日本語/英語に対応する2.5型の手書きパネルを搭載した。パネルには文字書き込みのための枠線を表示し、1マスにつき1文字を書き込むと認識される仕組みだ。アルファベットの場合は5マス、かな・漢字の場合は2マス表示で、効率よく手書き入力できるという。モノクロ5型のメインパネルは、コンテンツの選択や電卓機能などの操作をペンタッチで実行できる。

 インタフェースとしてUSB端子とヘッドフォン端子、microSDメモリーカードスロットを備え、別途販売する辞書コンテンツの追加などができる。サイズは146×102×16ミリ(幅×奥行き×厚み)で、重さは295グラム。電源の単四形アルカリ乾電池2本と、イヤフォン、タッチペンが付属する。

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