この1カ月ほど、ずっとMacで頭がいっぱいだったのだシゴトハッカーズ(1/3 ページ)

Mac熱に冒されているWindowsユーザーってあなたの周りにもいませんか? Macへのスイッチを検討した/実行してしまったお二人が、その魅力と課題を語ります。

» 2009年02月12日 10時47分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

大橋さん、佐々木さん、最近ビジネスユースでもMacにスイッチする人をよく見かけるようになりました。でも、「変えてみたけどやっぱりWindows」という人もいます。スイッチを検討している人に、どんなアドバイスをしたらいいでしょうか?

私は最近、そのスイッチした人間の一人ですが、直後にはやはりいろいろ困りました。中でも最もやっかいだったのが、ショートカットキーやマウスの挙動が微妙に違うところです。

完全にスイッチしてしまえば数週間で慣れるのかもしれませんが、両方併用だと迷いますよね。佐々木さんは併用ですか?


はい。その点も困りものです。単純にPCの利用台数が増えるということも問題ですが、どちらかでしか利用できないアプリケーションの存在も、時々悩みの種になっています


私も併用ですが、手元に片一方しかマシンがないと確かに悩みますね。例えばどんなアプリケーションが、一方でだけしか利用できないものになりますか?


例えば「秀丸」などのエディタソフトです。また、これはごく時々なのですが、ジャストシステム一太郎でどうしてもやらなければならない仕事などがあるため、これで作ったファイルをダイレクトにはMacで扱えないのも困りますね。それから(ドキュメントスキャナの)「ScanSnap」を時々使っているのですが、デバイス自体は認識してくれるものの、私の買ったバージョンの場合、Macでは名刺管理ソフトが使えなかったりします。


秀丸などは、マクロなどを作り込んであるほど、移行が難しいですよね。CotEditorを使うことを前提として、秀丸相当のマクロをAppleScriptなどで作り直そうと思っているのですが、これもたいへんです。Macですべてやろうとせず、一部の機能はMac上の仮想マシンでWindowsを動かして、その上で作業する――というのは、あまり現実的ではないのでしょうか?

結局1台にまとめてしまいたければ、仮想マシンでWindowsという選択肢しかないと思いますが、私もまだこれを実行に移していません。やはりお金の問題で。それに、そこまでしてWindowsを使うのなら、逆にWindowsにまとめてしまったほうがいいのではないかなどと悩みます。WindowsPCのほうが、モバイルPCとしては、軽量・小型という選択ができるからです。

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