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» 2013年11月20日 11時00分 UPDATE

稼ぐ人の仕事術:「起業はリスクが高い」は勘違い――安定ビジネスこそ実はリスキー (1/2)

「起業したい」と言っても、実際に行動に移す人は少ないです。それは「起業はリスクが高い」と勘違いしているからです。実は、起業よりもよっぽどリスクの高い働き方があるのです。

[北岡秀紀,Business Media 誠]

『稼ぐ人の仕事術』について

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 この記事は2013年8月30日に発売された北岡秀紀著『96%の人がやっていない 稼ぐ人の常識破りの仕事術』(アスコム)から抜粋、再編集したものです。


 「起業したい」と言う人は、かなり多いです。しかし、その言葉を実行に移す人は非常に少ないです。

 いろいろな起業スクールに通い、ジプシーとなってはや数年。最後に流れ着いたのが私の起業セミナーという人もかなりいらっしゃいます。そういう人たちに「なんで早く起業しないんですか?」と聞くと、「もうちょっと力がついてから」と言います。それはどんな「力」なんでしょうか?

 100%完璧な状態になってから起業するなんてできません。なぜなら完璧な状態なんてあり得ないわけですから。実際、かなりの部分、見切り発車で始めないと一生起業なんてできません。

 なぜ彼らは見切り発車ができないのでしょうか。それは、「起業はリスクが高い」と勘違いしているからです。

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 リスクが高いから、会社を辞めて今の地位を捨てるわけにはいかない、というわけです。実際、大手企業のサラリーマンや教師や公務員といった世間で安定していると言われている職業にある人ほど、なかなか起業できません。

 でも、「起業はリスクが高い」というのは勘違いです。そして、安定していると言われる職業のほうが、よほどリスクが高いのです。なぜなら、そういう職業に就いたままだと、自立できる力が身につかないからです。

 確かに、安定していると言われる仕事は、毎日をそれなりに過ごせば給料は安定して入ってきます。ただ、万が一リストラされてしまったら……。特に年配になってから、そんな目にあってしまったら再起不能です。その会社でしか通用しないスキルしか持ってないのですから。そして最大の問題が、自分がクビになるかどうかは、自分のコントロール下にないということです。

 一方で、起業というのは、ありとあらゆることを自分でやる必要があります。そこには当然、大変さはありますが、自分を自在にコントロールできます。

 もちろん安定した職について定年までうまくアガれてしまえば、まぁ、ラクにそれなりのお金を手に入れ引退生活も送れるでしょう。

 しかし、今のこの時代に、まだそれが可能と思っているオメデタイ人なら、本連載を読んではいないでしょう。

 自分がいつクビになるか分からない状態、スキルもあるかないかよく分からない状態。かたや、自分の頑張りに応じて定年も関係なく働き続けられる状態。どちらのほうがリスクが高いのでしょうか。

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