セロハンテープ用のテープカッターといえば、卓上用もハンディ用もあまりデザインが変わらないもの。ところがナカバヤシが生み出したのは、今までにない形の卓上・ハンディ兼用アイテムだ。
卓上で使うテープカッターは、一般的に重く、どっしりとしている。なぜならテープを切るときに本体が動かないようにしたほうが切りやすいからだ。その代わり持ち運びやすいとは言い難い。
ナカバヤシが開発した新形状のテープカッター「TATETA(タテタ)」は本体重量が210グラムと、従来製品の5分の1の軽さを実現した。その形状とは、まさに既存の卓上テープカッターを“立てた”ようなもの。テープをセットするリールを上部に、その下にカッター部分を配置した。
使うときにはテープを斜め下方向に引っ張り出して、奥にひねりながら切る。こうすることで、本体が動くことなく片手で簡単にテープを切れるという。また、カッター部分には新開発の特殊刃を採用し、軽い力で切り口がまっすぐにカットできるようにした。なお、卓上利用時のテープ長は約9センチまでを推奨している。
同社では、その軽量さゆえに「作業台が用意できない場所などでは、ハンディタイプのように持って使うこともできる」という。本体寸法は193×155.5×66ミリ(縦×横×幅)。対応テープサイズは大巻、小巻(幅24ミリ、長さ50メートルまで)。ホワイト、ブルー、ピンクの3色を展開する。価格はオープンプライス。
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