炎症は、細胞内の老廃物の除去や外部からの刺激に応答する免疫反応の1つです。しかし、ごく最近マウスによる研究で、炎症が老化を促進する要因の1つであることが明らかになりました。
さらに、今回の研究で100歳以上の高齢者とその家族ではテロメアが長く保たれており、年齢と共に上昇する炎症マーカーも低く抑えられていることが分かりました。また、長寿者の中でも特に炎症の低いグループは認知機能も高く、自立した生活を長く維持できていることが明らかになったのです。
現在の抗炎症薬は、さまざまな副作用により長期間の服用はできません。しかし今回の結果を元に、より安全な代替薬が開発されれば、健康寿命を延ばすことも夢ではないかもしれません。
本記事は自宅で遺伝子検査ができる「MYCODE(マイコード)」のサイト内で掲載している情報を転載したものです。
MYCODEトピックスでは、実は知らなかった意外な食事や健康法、気になる病気の新発見情報など、生活改善の最新ネタをお伝えしていきます。今日から始められるダイエットや病気の予防など、思わず人に話したくなる日々の生活改善のヒントをお届しています。
Copyright© DeNA Life Science, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング