日本政府観光局(JNTO)は1月19日、2015年の訪日外国人客数が前年比47.1%増の1973万7000人となり、過去最高だったと発表した。45年ぶりに訪日外国人客数が出国日本人数(1621万2100人)を上回った。
燃油サーチャージの値下がりによる航空運賃の低下、航空路線の拡大、円安により日本での買い物に割安感が出たことや、ビザの大幅緩和などが増加の大きな要因としている。
訪日客が最も多かった国は「爆買い」が話題になった中国で、前年からほぼ2.1倍の499万3800人に。昨年トップだった韓国からの客数(400万2100人)を超え、初めて最大市場となった。
また、米国からの訪日客も15.9%増の103万人と増加。欧米市場で初めて100万人を超えた。
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