ローソン店員がポイント不正取得 自分のカードに蓄積 客のTwitter投稿で発覚

» 2016年02月08日 15時57分 公開
[ITmedia]
photo ローソンの謝罪

 ローソンは2月8日、富山県の同社加盟店従業員がポイントを不正取得していたことが分かったと発表した。カードを持たない客の精算時に自分のカードを使って取得していたという。店員は既に退職しており、同社はポイントを調査の上、回収するという。

 発覚したのは2月4日、ある客がTwitterに投稿した画像がきっかけ。同県砺波市の店舗で購入した際、購入金額に応じてポイントを付与する「Ponta」カードを持っていないのに、約4700ポイントの残高がある──というレシートの写真を投稿。この客は、店員が自らのカードを使ってためている、と指摘していた。

 ローソンによると、投稿を見たほかのユーザーから問い合わせがあり、店舗で調査。6日に従業員と面談したところ、事実を認め、退職を申し出たため受理したという。

 同社は再発防止策として従業員教育を徹底するほか、店舗でのイレギュラーなポイント取得の監視体制を強化し、不正行為の防止に努めるとしている。

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