カップヌードルの「おバカ」CM取りやめ 「不快な思いを感じさせる表現あった」と謝罪

» 2016年04月08日 12時08分 公開
[ITmedia]

 日清食品は4月8日、3月末から放送している「カップヌードル」のCMを取りやめると発表した。「不快な思いを感じさせる表現があった」と謝罪している。

photo 日清食品のお詫び

 CMは「OBAKA's UNIVERSITY」シリーズ。「世界に通用するグローバルおバカ人材の育成を目指す大学『OBAKA's UNIVERSITY』」の“学長”としてビートたけしさんが登場し、歌手の小林幸子さんやムツゴロウさん、タレントの矢口真里さん、音楽家の新垣隆さんが出演する内容だった。

photo ビートたけしさんが“学長”に=CM動画より

 ただ、世間で大きな話題になった出演者らを集めたことで「悪のりでは」と批判する声もネットでは上がっていた。

 同社は特設サイトに掲載した「お詫び」で、CMに対し多くの意見が寄せられたことを明かし、「ご意見を真摯に受け止め」CMを取り止めると発表した。CMは「若い世代の方々にエールを贈ることが主旨」だったといい、シリーズ自体は「よりよい広告表現で、引き続き展開してまいります」という。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.