インタビュー
» 2016年10月05日 07時23分 UPDATE

水曜インタビュー劇場(えのすい公演):水槽の中でイワシはサメに食べられてしまうのか 水族館の人に聞いてきた (1/7)

水族館の水槽を見ていて「小魚ってサメとかに食べられないのかなあ」「魚同士でケンカとかしないのかなあ」と思ったことはないだろうか。そんな疑問を、新江ノ島水族館の人に聞いてきた。

[土肥義則,ITmedia]
大水槽の中に90種類・2万匹の生物が生息している

 神奈川県藤沢市にある「新江ノ島水族館」(以下、えのすい)が好調である。2004年にリニューアルオープンして、その年の入場者数は180万人に。前年に比べて6倍も増えたので、関係者は「“ぎょ”っとした」と言ったかどうか分からないが、目標の数字を達成したので胸をなでおろしたに違いない。

 ただ、その後の来場者数は苦戦する。2013年には130万人台まで低迷していたが、2014年は172万人に。その勢いは衰えず、2015年は183万人と過去最高を記録したのだ。さらに、今年も過去最高を上回るペースで来場者数が推移している。なぜ、えのすいはV字回復したのか。その理由については、前回ご紹介したので、こちらをご覧いただきたい。

水族館の目の前に相模湾が広がる

 今回、ご案内するのは「大水槽」である。一度も足を運んだことがない人は「ほー、そんなにスゴいの?」「大きな水槽にジンベイザメがうようよ泳いでいるのね」と思われたかもしれないが、ハッキリ言ってそれほど大きくはない。沖縄美ら海水族館にある大水槽の水量は7500トン、海遊館は5400トンに対し、えのすいは1000トンしかないのだ。他の水族館に比べてサイズが小さいので、どうしても迫力に欠けてしまう。にもかかわらず、平日の夕方でもたくさんの人でにぎわっているのだ。

 人気のあるジンベイザメやマンタは泳いでいないのに、なぜ人の注目を集めるのか。高さ9メートル、水深6.5メートル、底面積144平方メートルの中に、私たちが知らない、何らかの仕掛けが隠されているのかもしれない。その秘密を探るために、広報室長の高井純一さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。

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