さて、減っていると言われる公衆電話だが、実際のところはどうなのだろう? 筆者ができる範囲で調べてみた。
総務省が公開している『平成23年版 情報通信白書』によると、2000年(平成12年)には70万7233台あった公衆電話が、2010年(平成22年)には25万2775台とおよそ3分の1まで減少している。こう聞くと「もう、うちの近所に公衆電話はないんじゃないか?」とさえ思ってしまう。
Googleで検索した防災マップには、公衆電話の設置場所が表示されている。屋外に限定しても、公衆電話はいたるところにあるように見える。
皇居周辺の地図を見ても、公衆電話が少ないようには決して見えない。
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