今年の冬のボーナス 大手の平均額は?

» 2016年11月15日 18時28分 公開
[ITmedia]

 今年の冬のボーナス、大手企業の平均額は?――日本経済団体連合会(経団連)の調査によると、前年比7707円増の92万7892円だった。

 従業員500人以上の東証1部上場企業、71社の回答を集計した。

 業種別に見ると、「自動車」(同99万266円)、「食品」(同88万1552円)、「紙・パルプ」(同69万7772円)、「化学」(同88万6094円)、「電機」(同85万5014円)が前年から増加した。

photo 経団連による2016年冬のボーナス調査結果

 大企業のボーナスが増加した一方、中小企業を含む労働組合381組の組合員1人当たりの平均額は、前年実績比4万2803円減の63万5215円(日本労働組合総連合会調べ)とマイナスになった。「中小企業も含めると全体では減額。また、産業・業種により増減はばらつきがある」(連合)ようだ。

 業種別に見ると、製造業が73万8646円(同3163円減)、商業流通が50万8610(同3万4678円減)、その他が57万7573円(同17万6857円増)となっている。賞与額が月給の何カ月分に当たるかの「基準月数」は同0.14カ月減の2.22カ月。

 UAゼンセン、基幹労連、JEC連合、サービス連合などに加盟する労働組合員17万6123人が回答した。

photo 日本労働組合総連合会による2016年冬のボーナス調査結果

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