セブン、ファミマ、ローソンの「猫の日」施策は? 「ネコノミクス」が急拡大、約2.9兆円市場へ(1/3 ページ)

» 2026年02月22日 05時30分 公開
[米倉志保ITmedia]

【注目】ITmedia デジタル戦略EXPO 2026冬 開催決定!

生成AI活用によるDX推進の本質「現場の内発的動機と経営のエンパワーメントの融合」

【開催期間】2026年1月27日(火)〜2月25日(水)

【視聴】無料

【視聴方法】こちらより事前登録

【概要】生成AIの普及が急速に進む中で、業務変革や事業成長に活かすことは難しいという声を耳にすることが多くなりました。企業のDX化のカギは、経営と現場の両輪で取り組むことです。オムロンでは現場の内発的動機を経営のエンパワーメントによって昇華させ、実践的な生成AI活用のプロジェクトを全社横断で推し進めています。“オムロン流”の生成AI活用の取り組みについて解説します。

 2月22日は「猫の日」だ。「2(にゃん)・2(にゃん)・2(にゃん)」のごろ合わせにちなみ、1987年にペットフード協会と愛猫家の学者や文化人らで構成する「猫の日実行委員会」が制定した。近年、この猫の日を起点に猫関連ビジネスが大きな盛り上がりを見せている。

ネコノミクスが拡大(提供:ゲッティイメージズ)

 関西大学名誉教授の宮本勝浩氏によると、2026年の猫関連市場の経済効果「ネコノミクス」は約2兆9488億円だという。2024年の約2兆4941億円、2025年の約2兆9086億円からさらに拡大し、2年間で約2割増加した。およそ3兆円超の規模とされる大阪・関西万博の経済効果に匹敵する水準だ。

 また、ペットフード協会の2025年調査では、日本の猫の飼育頭数は約884万頭に上り、犬の約1.3倍となっている。

 こうした市場拡大を背景に、大手コンビニ各社では猫の日に合わせた新商品や販促企画を展開し、需要を取り込もうとする動きが広がっている。

ファミマは猫モチーフのお菓子など展開

 ファミリーマートでは2月10日から「ファミリ〜にゃ〜ト大作戦!」と題し、猫モチーフのお菓子や飲料、パンなど17種類を販売している。猫の日キャンペーンは2023年から実施しており、今年で4回目となる。

ファミマが猫モチーフ商品を展開(出所:プレスリリース、以下同)

 ラインアップには、猫の肉球をイメージした「肉球タルト(いちご&チョコ)」(248円)や、まんじゅう「ふたごのねこまんじゅう きゃにゃめるあん」(2個入り、195円)、パン「しっぽみたいなキャラメルクリームサンド」(178円)などが並ぶ。

「肉球タルト(いちご&チョコ)」(248円)

 また、人気商品とコラボして商品名やパッケージを猫バージョンにして販売する。ハッピーターンを“しあわせにゃ”のハート型にした「ハッピーニャーン」(186円)、ラムネ入りのハイチュウ「ラムねこハイチュウ」(257円)、忍者めし鋼とコラボした「ニャン者めし鋼 ピーチ味」(183円)などを用意した。

 パッケージデザインは、イラストレーター「ぢゅの」氏が手掛ける猫のキャラクター「mofusand」とのコラボだ。例年好評を得ているという。

 お菓子メーカーとのコラボについて、ファミマの広報担当者は「『いつものお気に入りに会える安心感』と『新しい驚き』を同時に提供することで、既存のファン層を大切にしつつ、これまで接点のなかった幅広い層へのリーチ拡大を目指している」と説明した。

「ラムねこハイチュウ」(257円)

 このほか、猫専門イラストレーターのCoony(クーニー)氏監修のショコラテリーヌ「にゃんともおいしい くろねこテリーヌ ショコラ」(248円)や、ヤマト運輸とコラボした「クロネコのオムレット」(298円)も展開する。「クロネコのオムレット」には、ヤマトグループ公式キャラクター「クロネコ・シロネコ」の紙ピックと、クロネコをイメージしたネコ型ビスケットをトッピングした。

「クロネコのオムレット」(298円)

 レジ横のホットスナックなどを入れる「ホットスナック袋」(ファミチキ袋)や「中華まん袋」も数量限定で「mofusand」デザインを採用し、売り場全体で猫の日を盛り上げている。

猫仕様のホットスナック袋
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR