国土交通省は、2020年の東京オリンピック(五輪)・パラリンピック開催に合わせた特別仕様のナンバープレートについて、デザイン案を一般から募集している。特別仕様のナンバープレートは、今年10月ごろから交付する予定だ。
デザイン案の例
特別仕様のナンバープレートは、背景となる白地の部分にデザインを入れる形になる。デザイン案は、(1)「スポーツには世界と未来を変える力がある」などの大会コンセプトを反映していること、(2)大会の開催を記念する意匠であること、(3)商標登録など他者の権利を侵害していないこと、(4)ナンバープレートとしての視認性を確保していること――が条件。
今夏までに、デザイナーやハンマー投げ金メダリストの室伏広治さんら有識者で作る選考委員が1作品を選び、国民からの意見募集などを経て決定する。
これまでナンバープレートの背景は無地のみと規定されていたが、昨年末に国交省が方針を変更。五輪に向けた取り組みの一環として、図柄入りナンバープレートの導入を解禁していた。
提出の様式や注意事項など
デザイン案の提出は、公式サイトで受け付ける。応募期限は1月31日まで。
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