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» 2017年01月12日 14時44分 UPDATE

センサーデバイスでデータを取得:富士通、労働者の健康管理用IoTサービスを発表

富士通が、IoT技術によって労働者の健康を管理するサービスを発表した。センサーデバイスを通じて心拍数などのデータを取得・分析し、危険な状況にある作業者を判定する仕組みだ。

[ITmedia]

 富士通は1月12日、IoT(モノのインターネット)の技術を活用して労働者の健康状態を管理するサービス「ユビキタスウェア 安全管理支援ソリューション」の最新バージョンを2月下旬から提供すると発表した。

photo サービスの仕組み

 作業者がセンサーデバイスを装着すると、動作の内容、心拍数、位置情報などの身体データと、温度や湿度などの環境データを取得。データをクラウド上で解析し、労働者が危険な状況にある場合は、責任者にアラームで通知が届く仕組みだ。

photo 着用するデバイスの例

 今回のバージョンから、責任者は、個人単位だけでなく、「設計作業」「組立作業」などのチーム単位でメンバーの体調を把握できる。アラーム発生時の位置、種別、処置の状況などのデータも取得可能になり、作業現場のニーズに即した運用を実現したという。取得したデータは項目ごとに出力し、データ分析に活用することも可能だ。

photo アラームの管理画面
photo アラームの管理画面

 販売価格は個別見積りとなる。

 厚生労働省によると、事故や体調不良などの労働災害に遭う人は年間で約12万人。うち死亡者は約1000人に上るという。同サービスはこうした被害を防ぐためのもので、特に事故の多い製造業や建築業を主なターゲットに想定する。

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