近年、ある不動産ベンチャーが注目を集めている。実店舗を持たず、AI(チャットボット)を活用したネット完結型の不動産仲介サービス「ノマド」を運営するイタンジだ。
同社が運営するノマドは“一律3万円”という業界の常識を覆す安価な仲介手数料と、ユーザーからの問い合わせの6割をAIで即時対応するサービス力が人気で、現在、月間5000人以上、累計15万人以上が利用している。また、ノマドはプラットフォームサービスとして他の不動産仲介店舗にも展開しており、既に200店舗以上が導入するなど急拡大しているのだ。
この人気サービスはどのようにして誕生したのか。不動産業界に新しい風を吹き込むイタンジ創業者、伊藤嘉盛社長に話を聞いた。
チャットボットを活用した不動産賃貸サービス「ノマド」
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